印刷対象物(メディア)の登録項目
印刷対象物をセットアップするために、以下の項目を設定します。
印刷対象物の種類
透明または不透明から選びます。色の付いている半透明なものは、以下の基準で選んでください。
- 透明:印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見える。
印刷対象物が透明の場合は、印刷対象物の種類画面で、透明の項目からスマートフォンケースまたはその他を選択してください。
- 不透明:印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見えない。
重要 透明と不透明の選択は自動メンテナンスに影響します。標準設定の透明は不透明に比べてプリントヘッドを保護するメンテナンス*1の頻度が高くなり、結果インク消費量が多くなります。透明/不透明を適切に選択することで、インク消費量を抑え、印刷の画質の悪化を防ぐことができます。
フラットテーブル高さ
印刷する高さ方向の位置を設定します。
印刷原点
印刷位置の基準となる点を設定します。以下のどちらかを選択してください。
- 原点基準:印刷領域の右下を印刷位置の基準にします。
- 中央基準:印刷領域の中心を印刷位置の基準にします。
印刷領域
重要 印刷領域の設定は、フラットテーブル高さの設定のあと実施してください。印刷領域を先に設定しようとすると、印刷対象物とヘッドギャップセンサーが接触し、ヘッドギャップセンサーが損傷する可能性があります。
印刷するエリアを指定します。印刷原点により2種類の領域の設定方法があります。
- 印刷原点を原点基準で設定する場合:右下(A)の原点から左上(B)までの印刷領域を設定します。
- 印刷原点を中央基準で設定する場合:印刷領域の中心(A)を基準として印刷領域を設定します。メモ 中央基準位置を変更するとき、下図のように最大印刷領域になっている場合は、原点位置を変更できません。先に印刷領域を設定し、その後に原点位置を変更してください。