印刷対象物(メディア)の登録項目

印刷対象物をセットアップするために、以下の項目を設定します。

印刷対象物の種類

透明または不透明から選びます。色の付いている半透明なものは、以下の基準で選んでください。

  • 透明:印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見える。

    印刷対象物が透明の場合は、印刷対象物の種類画面で、透明のプルダウンの項目からスマートフォンケースまたはその他を選択してください。

  • 不透明:印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見えない。
重要 透明不透明の選択は自動メンテナンスに影響します。標準設定の透明不透明に比べてプリントヘッドを保護するメンテナンス*1の頻度が高くなり、結果インク消費量が多くなります。透明不透明を適切に選択することで、インク消費量を抑え、印刷の画質の悪化を防ぐことができます。

フラットテーブル高さ

印刷する高さ方向の位置を設定します。

印刷原点

印刷位置の基準となる点を設定します。以下のどちらかを選択してください。
  • 原点基準:印刷領域の右下を印刷位置の基準にします。
  • 中央基準:印刷領域の中心を印刷位置の基準にします。

印刷領域

重要 印刷領域の設定は、フラットテーブル高さの設定のあと実施してください。印刷領域を先に設定しようとすると、印刷対象物とヘッドギャップセンサーが接触し、ヘッドギャップセンサーが損傷する可能性があります。
印刷するエリアを指定します。印刷原点により2種類の領域の設定方法があります。
  • 印刷原点原点基準を設定する場合:Utilityのプレビュー画面の右下(A)指定すると、終点(B)*2との間が印刷領域に設定されます。
    BD-8_InsatsuGenten_RLow
  • 印刷原点中央基準を設定した場合:印刷可能領域の中心(S:105 mm、F:74 mm)を中心とした最大印刷領域が設定されます。
    メモ 中央基準位置を変更する場合は、まず印刷領域を狭めてから位置を変更してください。その後印刷データに合わせて印刷領域を指定してください。
    BD-8_InsatsuGenten_Ctr