カラーマネジメント
カラー設定とレベル補正を行います。
項目 | 説明 | 参照 | |||
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カラー設定 | カラーマネジメントの初期設定を行います。 | ||||
設定 | カラー設定を選択します。 | ||||
True Rich Color * | 明るさと鮮やかさにより異なる色合いを表現します。 | ||||
True Rich Color 3 |
高彩度の出力となるものの、色域を広くとりグレーや肌色などをより自然に表現します。 True Rich Color 2はCMYK画像のみ有効です。 True Rich Color 3はCMYKおよびRGB画像の両方に有効です。 より色域の広いTrue Rich Color 3をおすすめします。ただし、VersaWorksをアップデートする前にTrue Rich ColorまたはTrue Rich Color 2を設定していて同じ色味で出力したい場合は、同じカラー設定を選択してください。 |
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True Rich Color 2 | |||||
True Rich Color | |||||
プリプレスGeneral | 一般的な印刷環境で出力される印刷物の標準的な設定です。 | ||||
プリプレスU.S. | 米国の一般的な印刷環境で出力される印刷物の標準的な設定です。 | ||||
プリプレスEURO | ヨーロッパの一般的な印刷環境で出力される印刷物の標準的な設定です。 | ||||
Japan Color | 日本の一般的な印刷環境で出力される印刷物の標準的な設定です。 | ||||
MAX Impact | サイン出力向けに、より高彩度な出力が得られます。 | ||||
サイン&ディスプレイ | 画像データの埋め込みプロファイル(画像データにより指定されているプロファイル)を使用しません。看板用途でベタ塗りを濃く印刷したい場合に選択するとよい結果が得られることがあります。 | ||||
MAX 濃度U.S. | イラストのみ色変換を行わず、データどおりに出力します。濃度を優先する場合に選択するとよい結果が得られることがあります。 | ||||
MAX 濃度Japan | イラストのみ色変換を行わず、データどおりに出力します。MAX 濃度U.S.とほぼ同じ設定ですが、純色を保存して出力します。 | ||||
濃度調整のみ | 色変換を行わず、データどおりに出力します。インク量は制限されるので、インクがあふれることはありません。 | ||||
カスタム | 入力プロファイルとマッチング方式(色変換方法)を自由に選択できます。 | ||||
カスタム パフォーマンス | 入力プロファイルとマッチング方式(色変換方法)を自由に選択できます。高いパフォーマンスを前提としています。 | ||||
ページ全面変換モード | イメージ、イラストの区別なく同じマッチング方式を使用します。 | ||||
シミュレーションするプロファイル設定 | 出力したい色味の基準となるプロファイルを選択します。 | カラー設定をカスタムする | |||
RGB | RGBで作られたデータまたは一般的な写真データなどはRGBプロファイルを設定します。1つの画像の中でRGBとCMYKが混在する場合も考えられます。 初期値:Roland_DG_WideGamut_RGB.icc |
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AdobeRGB1998.icc | RGB カラーの色域(範囲)の大部分を表現できます。広範囲におよぶ色での印刷が必要な場合に適しています。 | ||||
Roland_DG_SignRGB_v2.icc | サイン出力向けに特化した、より高彩度な色合いです。 | ||||
Roland_DG_WideGamut_RGB.icc | 色域が広く、高彩度でありながら、グレーや肌色などがより自然な色合いになります。 | ||||
Roland_SignRGB.icc | サイン出力向けに特化した、より高彩度な色合いです。 | ||||
sRGB Color Space Profile.icm | 平均的なコンピューター用モニターの特性を表しています。AdobeRGB1998と比較すると、色域が狭く、比較的おとなしい色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_BS_RGB.icc | 色域が広く、明るめの色合いになります。TrueRichColor_BV_RGB と比べるとやや落ち着いた印象になります。 | ||||
TrueRichColor_BV_RGB.icc | 色域が広く、明るめで高彩度の色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_DS_RGB.icc | 色域が広く、暗めの色合いになります。TrueRichColor_DV_RGB と比べるとやや落ち着いた印象になります。 | ||||
TrueRichColor_DV_RGB.icc | 色域が広く、暗めで高彩度の色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_Std_RGB.icc | 色域が広いながらも、自然さを重視した色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_V_RGB.icc | 色域が広く、TrueRichColor_Std_RGB よりも高彩度の色合いになります。 | ||||
CMYK | CMYKで作られたデータはCMYKプロファイルを設定します。1つの画像の中でCMYKとRGBが混在する場合も考えられます。 初期値:RolandWideGamut_CMYK.icc |
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DIC_Standard_Color_SFC_1_0_2.icm | DIC標準色です。比較的メリハリの利いた色合いになります。 | ||||
eciCMYK.icc | ヨーロッパの広色域な印刷向けの規格「Fogra53」の色基準です。 | ||||
EuroscaleCoated.icc | ヨーロッパのオフセット印刷の色基準です。 | ||||
EuroscaleUncoated.icc | |||||
GRACoL2006_Coated1v2.icc | アメリカのオフセット印刷向け規格「GRACol」の色基準です。 | ||||
ISOcoated_v2_eci.icc |
ヨーロッパのオフセット印刷向け規格「Fogra39」の色基準です。 European Color Initiative(ECI)が配布しているものです。 |
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JapanColor2011Coated.icm | 日本の標準的なオフセット印刷の色基準です。全体的に濃い色合いになります。 | ||||
JapanColor97.icm | |||||
JapanStandard.icc | JapanColorに準拠する、日本の標準的なオフセット印刷の色基準です。やや淡い色合いになります。 | ||||
RolandWideGamut2_CMYK.icc |
色域が広く、高彩度でありながら、グレーや肌色などがより自然な色合いになります。 両方表示されている場合は、より色域の広いRolandWideGamut_CMYK 2を選択してください。ただし、VersaWorksをアップデートする前にRolandWideGamut_CMYKを設定していて、同じ色味で出力したい場合は、RolandWideGamut_CMYKを選択してください。 |
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RolandWideGamut_CMYK.icc | |||||
Roland_DG_Deep_CMYK_1.0.icc | サイン出力向けに特化していて、全体的に濃い色合いになります。 | ||||
Roland_SignCMYK.icc | サイン出力向けに特化した、より高彩度な色合いです。 | ||||
TOYO Offset Coat 1.1.icm | 東洋インキ標準色です。比較的淡い色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_BS_CMYK.icc | 色域が広く、明るめの色合いになります。TrueRichColor_BV_CMYK と比べるとやや落ち着いた印象になります。 | ||||
TrueRichColor_BV_CMYK.icc | 色域が広く、明るめで高彩度の色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_DS_CMYK.icc | 色域が広く、暗めの色合いになります。TrueRichColor_DV_CMYK と比べるとやや落ち着いた印象になります。 | ||||
TrueRichColor_DV_CMYK.icc | 色域が広く、暗めで高彩度の色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_Std_CMYK.icc | 色域が広いながらも、自然さを重視した色合いになります。 | ||||
TrueRichColor_V_CMYK.icc | 色域が広く、TrueRichColor_Std_CMYK よりも高彩度の色合いになります。 | ||||
USWebCoatedSWOP.icc | アメリカのオフセット印刷の色基準です。 | ||||
USWebUnCoated.icc | |||||
マッチング方式 | カラーマッチング方式を設定します。 | カラー設定をカスタムする | |||
イメージ/イラスト | イメージはラスターデータに、イラストはベクターデータに適用されます。 初期値:相対的な色域を維持 |
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知覚的 | 色の階調のバランスを保って色変換します。色値は変更されてもカラー間の相対関係は保持されます。写真画像などに適しています。 | ||||
相対的な色域を維持 | 色合いを重視して変換します。色域外の色は、明度が同じでプリンターの色域内にある色へ変換されます。 | ||||
彩度 | 色の鮮やかさを重視して変換します。色域外の色は、彩度が同じでプリンターの色域内にある色へ変換されます。図表やグラフなどに適しています。 | ||||
絶対的な色域を維持 | 通常はあまり使われません。ロゴカラーの印刷など特殊な用途で使用します。 | ||||
キャリブレーションと総インク量制限 | 色変換を行わず、データどおりに印刷します。メディアに応じてインク量は制限されます。カラー設定で選択した項目によっては、表示されません。 | ||||
キャリブレーション | 色変換を行わず、データどおりに印刷します。インク量の制限もないため、インクがメディアの表面に浮いてしまうことがあります。カラー設定で選択した項目によっては、表示されません。 | ||||
純色を保存 | 余分な色の追加を抑制して純色を作成する場合はオンにします。 初期値:オフ |
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埋め込みプロファイルを優先 | 画像データにプロファイルが埋め込まれている場合に、そのプロファイルを使用して色変換する場合はONにします。 初期値:オフ |
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かんたん設定... | 明るさと鮮やかさによる7つのカラー設定から、視覚的にカラー設定を選択します。 | 視覚的にカラー設定を選択する:かんたん設定 | |||
読み込み | 保存したRoland Color Simulationファイル(.rcs)を読み込みます。 | ||||
保存 | 設定したカラー設定とシミュレーションするプロファイル設定(Roland Color Simulationファイル(.rcs))を保存します。 | ||||
プリンタープロファイルを個別に選択する | オンにするとプリンタープロファイル(出力プロファイル)を選択できます。 初期値:オフ |
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レベル補正 | 画像全体の色の濃淡やコントラストを補正します。 | 画像全体の色の濃淡、コントラスト、明るさを補正する | |||
個別にレベルを設定する | オンにすると 初期値:オン |
で選択したインクを個別に補正します。||||
全色 | 個別にレベルを設定するをオンにしていないとき、全色のレベルを補正します。 | ||||
コントラスト | 右(+)方向にバーを動かすとコントラストが強調され、左(-)方向にバーを動かすとコントラストが小さくなります。 | ||||
明るさ | 右(+)方向にバーを動かすと明るく、左(-)方向にバーを動かすと暗くなります。 | ||||
全てリセット | クリックすると、すべてのレベル補正パラメーターが初期値(0)に戻ります。 調整した結果はレイアウトエリアのプレビューで確認できます。 | ||||
トーンカーブ |
トーンカーブを使って画像の色調やカラーを微調整します。 |
トーンカーブを調整する | |||
チャンネル |
インクタイプによっては特色が表示されます。 初期値:全色共通 |
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全色共通 | |||||
シアン | |||||
マゼンタ | |||||
イエロー | |||||
ブラック | |||||
全チャンネル表示 | 調整中のインクの曲線以外も表示されるようになります。設定の補助として使用します。 初期値:オフ |
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リセット | 調整したトーンカーブをリセットします。 | ||||
読み込み | 設定を保存したトーンカーブを読み込むことができます。 | トーンカーブの設定を他のジョブにも適用する | |||
保存 | 設定したトーンカーブに名前を付けて保存できます。拡張子はrcvです。 | ||||
オプティマイザー | オプティマイザー量を調整します。 | オプティマイザー量の設定 | |||
オプティマイザーレベル | |||||
プリンターの色合わせ設定 | 同機種の経時変化または同機種別機体の個体差による出力色のバラつきを調整します。 | 安定した出力色を得る | |||
プリンターの色合わせを行う | プリンターの色合わせ設定でデータを登録しておくと有効になります。ただし、印刷モードに依存するため、一般用に作ったデータは他のメディアを設定していると表示されません。 | ||||
基準プリンターデータ | |||||
色の設定 | |||||
対象プリンターデータ | |||||
色の設定 |