ストラクチュアルインクを使う印刷
ストラクチュアルインクで印刷していない箇所は、印刷後オーブンで加熱すると膨らみます。印刷データ作成時は、ストラクチュアルインクを印刷する箇所(膨らまない箇所)を設定します。
メモ
特色オブジェクトに変更すると、印刷データで指定したストラクチュアルインクを印刷する箇所(膨らまない箇所)がストラクチュアルインクを印刷しない箇所(膨らむ箇所)に変わります。
を出力結果が大きく変わるので、この設定は慎重におこなってください。
お使いの機種によっては、設定できません。
印刷データの作成
ストラクチュアルインクを印刷データに指定するには以下の方法があります。
- Connect Designer
ストラクチュアルインクを指定した印刷データがステップバイステップで作成できます。またVersaWorksで出力するまでのプロセスが短縮できます。
- デザインソフトウェア(Adobe Illustrator、CorelDRAWなど)
特色はRDG_STRUCTURALでストラクチュアルインクを指定します。また、ストラクチュアルインクのライブラリーはRoland Structural Texture System Libraryを活用して印刷データを作成できます。
- JobAssistant
印刷データに特色版:RDG_STRUCTURALを追加します。既存のオブジェクトを複製して特色版に追加したり変換したりできます。また、簡単なオブジェクトを描画できます。
- 特色版生成機能
印刷データに特色版:RDG_STRUCTURALを生成します。生成できるのは、印字エリア、印字エリア外、または領域全体の3パターンです。
既存の印刷データの活用
既存の印刷データに指定されている特色をRDG_STRUCTURALに置き換えます。印刷データを修正することなく、ストラクチュアルインクを指定できます。