ツールパスの計算

加工開始

ツールパスを計算後、加工データを直接DWX-43Wに出力します、計算が終了次第、加工が開始されます。
メモ
加工開始を始める前に加工機の準備をあらかじめ整えてください。
以下を確認してください。
- DWX-43Wとの接続と電源の投入。
- 適切な切削材料と切削バーの取り付け。
ツールパス

ツールパスを計算し、加工データをツールパスとして保存します。
メモ
付属アプリ「VPanel for DWX」を介し保存した加工データを出力することで4台までのDWX-43Wで加工が可能になります。
別のオブジェクトをインポート

材料の新しい取付位置を選択し、同じファイル内に別の補綴オブジェクトデータをインポートすることができます。
メモ
配置し忘れた補綴オブジェクトをインポートすることで追加できます。
オブジェクト選択

〇オブジェクト選択のボックスを✓(チェック)することで、配置した複数の補綴から優先したい補綴を左クリックで選択し加工開始ボタンまたはツールパスボタンを押すことで優先した処理ができます。
ツールパスの計算を始める
ツールパスを選択すると、切削ストラテジーのミリングオプションを選択するよう指示されます。その後、ツールパスの計算プロセスが開始されます。
ミリングオプションの選択
ツールパスを保存ボタンを選択すると、ジョブのミリングオプションを選択するよう求められます。これらの任意のオプションを選択することで、切削した補綴物の結果をカスタマイズできます。補綴物の設計上の特徴に応じて、適切と考えられる加工のオン/オフを切り替えられます。オプションは補綴物タイプで分かれています。各ミリングオプションの前には、そのオプションがどの補綴に影響するのかを示す、補綴物タイプのアイコンが表示されています。

ツールテーブル
ツールテーブルは、ミリングジョブと材料に対応するツールスロット番号を示しています。

計算
ツールパスの計算が開始されます。このプロセスにかかる時間と進捗状況は、使用しているPCのパフォーマンスや、計算プロセスの切削オプションの段階で選択した追加オプションの複雑さによって異なります。計算の進捗状況はパーセンテージで表示されます。

計算の進み具合
大きな補綴物や複雑な補綴物を計算する場合、パーセンテージが特定の数値からしばらく変化しないことがありますが、これは異常ではありません。計算時間が25~30分を超える場合は、販売店にお問い合わせいただき、PCのアップグレードや設定の調整が必要ないか確認することをおすすめします。
ツールパスの完了
ツールパスの計算が完了すると、CNC出力ファイルのファイルパスを示すウィンドウが表示されます。切削加工機で切削を開始するためには、このCNC出力ファイルを「VPanel for DWX」にアップロードします。
メモ
ツールパスボタンで作成保存されたCNCファイルの場所が見つからない場合は、ツールメニューの下にある.PRNファイルボタンを使って確認してください。
