切削する材料の選択

StockMaterial

新規に使用する材料の選択をするか、部分使用済の材料を選択します。

ウィンドウの上部に最小厚さが表示されます。この値は、ジョブにインポートされている最も高さのある補綴の高さから導き出されています。この情報を参考にして部分使用済の材料ブロックが再利用できるか、またはDGSHAPE CAMでブランクを新規作成するために在庫から新しい材料ブロックを選ぶべきか判断できます。

利用できる材料は、サイズ/厚さ別に整理された一覧に表示されます。材料サイズの横にある緑色のマークを選択すると、ストックの新規作成を開始できます。部分使用済の材料ブロックが利用できる場合は、部分切削済みブロックの数量を示す数字が材料サイズの右に表示されます。
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ストックを新規作成する

材料サイズの左にある緑色のマークを選択すると、新規ストックファイルに関する情報を入力するよう指示されます。
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メモ
このステップで入力した情報はストックファイルに直接保存されます。
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新規ストックのフィールド

ストック/ブランク名(ピン材ロングサイズを選択したときのみ)

このフィールドは必須ではありませんが、次のジョブで参照しやすいように、新しいストックに一意の名前を付けることをおすすめします。ストック/ブランク名は、部分使用済み材料の一覧を確認する際に常に表示されるため、特定のファイルを見つけ出すのに便利です。
メモ

ハイフン( - )とアンダーバー( _ )を除き、ストック名の指定に特殊文字は使用しないでください。

ロットコード

このフィールドは任意です。新しいストックにメーカーのロットコードを割り当てられます。
メモ

これらの値はすべて、追跡のために入力してジョブレポートに印刷できます。

チェックマークを選択すると、新規ストックが作成され、ジョブに自動でインポートされます。補綴は材料に自動配置されます。

部分使用済みストックを選択する

部分使用済の材料ブロックが利用できる場合は、材料サイズの右に数字で表示されます。

この数字は、部分使用済みストックとして利用できる特定の材料サイズの数を示しています。
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特定の材料サイズで使用できる部分使用済の材料ブロックを一覧で確認するには、材料サイズの右にある数字を選択します。
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部分使用済の材料ブロックの数字を選択すると、次のウィンドウが表示されます。
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メモ

部分使用済の材料ブロックは、使用された材料の量に基づいて降順に表示されます。このように配置されることで、新しい材料を開いたり配置したりする前に、最も使用されている材料ブロックを最初に使うことができます。ストックファイル名はDGSHAPE CAMの環境設定の設定値に従って生成されます。初期設定では、直径、材料、厚さ、最初にファイルを作成したときに割り当てられたストック名が含まれています。

バーコードを印刷する/ハードウェアをスキャンする

切削に使用するストックファイルを新規作成する際、材料に貼り付けるバーコードラベルを3種類の中から1つ選んで印刷できます。

この機能を使用するための基本的な要件は次の通りです。

バーコードプリンター

BarcodePrinter

バーコードスキャナーまたはウェブカメラリーダー

BarcodeScanner
WebcamReader

オプション

小さなラベルを印刷する

40 x 9mmサイズのバーコードを印刷します。

大きなラベルを印刷する

80 x 19mmサイズのバーコードを印刷します。

ストック/ブランク名を印刷する

あらかじめ設定されたページ/プリンターでストック/ブランク名を印刷します。