Step 3:印刷対象物をセットアップする
重要
フラットテーブルの高さや印刷原点の設定などは正面カバーを開けて近くで見ながら作業できます。
しかし、これらの設定でOKをクリックするとプリントヘッドキャリッジやフラットテーブルが動き出す場合がありますので、正面カバーが開いているときは可動部に接触しないよう気をつけて作業してください。
手順
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Utilityのホーム画面で
セットアップをクリックする。
-
印刷対象物を登録/選択する。
メモ Utilityでは印刷対象物を登録/管理する画面で「メディア」と表記します。
- 初めて印刷する印刷対象物の場合
をクリックする。
- 新しい印刷対象物の名称を入力し、OKをクリックする。
これまでに登録したメディア名は使用することができません。新しいメディア名を入力してください。
メモ-
使用頻度の高い印刷対象物はお気に入り登録しておくことをおすすめします。
- 登録した印刷対象物名の横の
をクリックして
にする。
- 検索ボックス横の
をクリックする。
アイコンがに変わり、お気に入り登録したメディア一覧が表示されます。
- 登録した印刷対象物名の横の
-
すべての登録済印刷対象物を表示することができます。
回転軸ユニットが取り付けられていないと通常の印刷対象物が表示され、回転軸ユニットが取り付けられていると、回転軸ユニット用の印刷対象物が表示されます。
または
をクリックすると、すべての登録済みの印刷対象物が表示されます。
- 登録済の印刷対象物の場合印刷対象物名を選択してOKをクリックする。メモ お気に入りや検索機能を使うと、登録した印刷対象物を探しやすくなります。手順3~5は不要です。手順6へ進んでください。重要 固定方法や吸着マットの変更等で高さが変わった可能性がある場合は、高さの設定(手順4)を行ってください。
- 初めて印刷する印刷対象物の場合
-
印刷対象物の種類画面で以下のいずれかを選択し、OKをクリックする。
- 印刷対象物が透明の場合 : 透明のプルダウンからスマートフォンケースまたはその他を選択してください。
- 印刷対象物が不透明の場合 : 不透明を選択してください。
メモ- 透明 : 印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見える。
- 不透明 : 印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見えない。
印刷対象物についての詳細は印刷対象物(メディア)の登録項目を参照してください。
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フラットテーブル高さの変更をクリックし、印刷対象物の高さを設定する。
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印刷原点を原点基準または中央基準から選択する。
印刷原点については、印刷対象物(メディア)の登録項目を参照してください。
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印刷原点および印刷領域の変更をクリックし、印刷可能領域を設定する。
ここでは、原点基準を選択した場合の設定方法を説明します。最大印刷領域の右下(S:0 mm、F:0 mm*1)からの距離が明確な場合は、数値入力で数値を入力してください。
メモ 印刷領域の設定が完了するまでのあいだ、移動させずに約3分程度放置した状態が続くと、プリントヘッドキャリッジは乾燥保護のためもとの位置に戻ります。操作をやり直してください。重要 印刷領域についてここでは原点基準が指定されているので、自動的に印刷領域の左上は最大位置(S:210 mm、F:148 mm)に設定されます。
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OKをクリックする。
セットアップ中ですと表示されます。セットアップが完了したら、ホーム画面に戻り登録した印刷対象物名と設定したフラットテーブル高さ、印刷原点および印刷領域が表示されます。