3. メディアに合った設定をする

メディアのサイズや種類に合わせて最適な出力ができるように、必要最低限の項目を設定します。ここで設定する項目はすべて個別にも設定できます。

手順
  1. ヒーター温度画面で、プリントヒーターおよびドライヤーの温度を調整する。
    • 不要な場合は、次へをタップしてください。
    • 変更する場合は、以下の手順で調整してください。
      1. AP-640_Panel_Icon_MINUS AP-640_Panel_Icon_PLUS をタップして、プリントヒーターまたはドライヤーの温度を設定する。
      2. 次へをタップする。
  2. ヘッド高さ設定画面で、プリントヘッドの高さを調整する。
    • 不要な場合は、次へをタップしてください。
    • 調整する場合は、以下の手順で調整してください。
      1. 変更をタップする
      2. フロントカバーを開ける。
      3. 高さ調整レバーでプリントヘッドの高さを調整する。
      4. フロントカバーを閉じる。
      5. OKをタップする。
      6. 次へをタップする。
      作業の詳細は、プリントヘッドの高さを変えるを参照してください。
  3. ノズル抜けテスト画面で、テストプリントおよび出力開始位置の設定をする。
    • 不要な場合は手順4に進んでください。
    • 出力開始位置の設定をする場合は、以下の手順を行ってください。
      1. 出力開始位置変更をタップする。
      2. 以下の操作でベースポイントマークを出力を開始したい位置に移動します。

        右側面にあるベースポイントマークが開始位置です。


        AP-640_SetBasepoint_Edge

        スキャン方向(左右)は AP-640_Panel_Icon_LEFT または AP-640_Panel_Icon_RIGHT でサブキャリッジが動き、フィード方向(前後)は AP-640_Panel_Icon_UP または AP-640_Panel_Icon_DOWN でメディアが動きます。

      3. 位置が決まったら、ここをベースポイントに設定をタップして決定する。

        ベースポイント位置が更新されます。

    • テストプリントをする場合は、以下の手順で行ってください。

      テストプリント実行をタップする。テストプリント後の対応はノーマルクリーニングの方法を参照してください。

  4. 次へをタップしてください。
  5. メディア調整方法選択画面で、調整方法を選択する。
    ここで調整するのは、横すじを軽減するメディアの送り補正とインクの着弾位置の補正です。
    メモ
    • ここでの調整は簡易補正(自動)をおすすめします。詳細補正(手動)は自分で補正値を決めることができます。
    • 自動調整する場合は、以下の手順で自動調整を行ってください。
      1. 簡易補正(自動)次へをタップする。
      2. 一括自動補正画面で、実行をタップする。実行する前に、テストプリントに必要な印刷領域が幅290 mm以上あることを確認してください。

        自動調整が成功するとホーム画面に遷移します。設定は完了です。

        詳細は必要な調整を自動で行うを参照してください。

    • 手動で調整する場合は、以下の手順で手動調整してください。
      1. 詳細補正(手動)次へをタップする。
      2. マルチセンサー調整画面で実行をタップする。

        読み取りセンサーを最適な状態に調整します。調整に失敗した場合は、読み取りセンサーを補正するを参照して対処してください。

      3. 次へをタップする。
      4. 詳細送り補正(手動)画面でテストプリント実行をタップする。実行する前に、テストプリントに必要な印刷領域が幅375mm以上あることを確認してください。

        テストプリント結果から補正値を設定してください。詳細は手動調整:横すじを軽減する(送り補正)を参照してください。

      5. 保存して次へをタップする。
      6. 詳細メディアギャップ補正(手動)画面でテストプリント実行をタップする。

        テストプリント結果から補正値を設定してください。詳細は手動調整:インクの着弾位置のずれを調整する(メディアギャップ補正)を参照してください。

      7. 保存して終了をタップする。
これでセットアップは完了です。