必要な調整を自動で行う

出力品質を最適化するため、メディアや印刷条件に合った補正が必要です。

印刷条件によってインクの着弾位置がずれたり、メディアを送るときの移動距離が微妙に変化したりします。これらをメディアに合わせて自動で補正します。

はじめにテストパターンを印刷し、マルチセンサーでテストパターンを読み取り、補正値を自動入力します。

テストプリントに必要な印刷領域が幅290 mm以上あることをテストプリント前に確認してください。

自動補正を実行すると、テストパターンの印刷、読み取り、補正値の入力を以下のそれぞれに対して実施します。

  • マルチセンサー調整 (補正に使うセンサーを最適な状態に調整する)
  • メディアギャップ補正 (インクの着弾位置の補正)
  • 送り補正(横すじを軽減するための補正)
手順
  1. メディアをセットアップする。
  2. フロントカバーを閉じる。
  3. AP-640_Panel_Icon_MENU をタップする。
  4. メディア設定印刷設定一括自動補正をタップする。
  5. 実行をタップする。
    以下の内容について、テストパターンの印刷と補正値の入力が実施されます。
    • マルチセンサー調整
    • 送り補正
    • メディアギャップ補正
  6. 終了画面が表示されたらOKをタップする。
  7. 結果に応じて以下を実施する。
    • 操作パネルに成功と表示されている場合は、AP-640_Panel_Icon_HOME をタップしてもとの画面にもどります。
    • 操作パネルに失敗と表示されている場合は、 手動調整を実施してください。