マッチング方式の特徴
各マッチング方式の特徴は下記のとおりです。
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知覚的
色の階調のバランスを保って色変換します。色値は変更されてもカラー間の相対関係は保持されます。写真画像など色のバランス・自然さを重視したい場合に使用します。基本的な設定です。
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相対的な色域を維持
色合いを重視して変換します。色域外の色は、プリンターの色域内の近い色へ変換されます。紙の白を考慮しつつ、色の正確さ重視される場面で使用します。 欧米の印刷業界では標準設定になっている場合もあります。
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彩度
色の鮮やかさを重視して変換します。色域外の色は、彩度が同じでプリンターの色域内にある色へ変換されます。図表やグラフなど、色の正確さよりも鮮やかさを求められる場面で使用します。
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絶対的な色域を維持
色合いを重視して変換します。色域外の色は、プリンターの色域内の近い色へ変換されます。紙の白を考慮しつつ、色の正確さ重視される場面で使用します。
欧米の印刷業界では標準設定になっている場合もあります。
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キャリブレーションと総インク量制限
色変換を行わず、データどおりに印刷します。メディアに応じてインク量は制限されます。カラー設定で選択した項目によっては、表示されません。 リストからカラー設定を選択する
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キャリブレーション
色変換を行わず、データどおりに印刷します。インク量の制限もないため、インクがメディアの表面に浮いてしまうことがあります。カラー設定で選択した項目によっては、表示されません。 リストからカラー設定を選択する