長期間使わないときの処置

長期間使わないときは、次の事項を守ってください。

  • インク、洗浄液は空にしない。

    定期的に実施するクリーニングでは、インクと洗浄液の排出を伴います。残量が十分あるインクカートリッジと洗浄液カートリッジをセットしておいてください。インク、洗浄液が空だとクリーニングを実施できなくなります。

  • 週に1度は終了時クリーニングを実施する。
    プリンターを使用しなくても、週に1度はサブ電源をオンにして、終了時クリーニングをおこなってください。
    重要 終了時クリーニングを行わないと、インクが固化する可能性があります。
  • 未使用期間は一週間以内にする。
    DTFインクは固化しやすいインクです。未使用期間が一週間以内になるように運用してください。
    重要 未使用期間が一週間を超えると、インクが固化する可能性が高まります。
    メモ インクの吐出を安定させるため、一日の印刷量が減ったとしても、コンスタントにプリンターを稼働することが印刷品質の向上につながります。
  • 温度と湿度を一定に保つ。

    使っていないときでも、温度5〜40 ℃、湿度20〜80 %(ただし結露のないこと)を保ってください。高温になりすぎると、インクが変質して故障の原因となります。低温になりすぎると、インクが凍ってプリントヘッドを破損する原因となります。