作業のまえに
各槽の造形材の深さが下図の状態になるように作業をしていきます。
番号 | 説明 |
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供給槽に、これから出力する造形物の高さを超える深さの造形材を入れておきます。PB-600の場合の目安は、造形物の高さ+30 mm です。PB-400の場合の目安は、造形物の高さの3割増 +15 mm です。 | |
造形槽に 10 mm
程度の深さの造形材を入れておきます。ただし、造形物の下にメッシュ状のラックなど敷いておく場合は、そのラックが隠れる深さの造形材を入れてください。 メモ 造形開始の数層分が回収槽側に少しずれて造形されてしまっている場合は、最初に造形槽にためておく造形材を+10 mm
程度深くすると改善することがあります。 |
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回収槽には造形材が入っていない状態にし、テーブルを 10 mm 下げておきます。 |
用意するもの
次の道具をご用意ください。
ご用意いただく道具 | 用途など |
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スコップ |
先がとがってなく幅広で深いのもの(例えばアイススコップ)が良いでしょう。他の槽へ造形材を移すときに使います。 |
直尺(金尺) |
供給層にためた造形材の高さを測るときに使います。金属製の薄い(厚みのない)直尺がおすすめです。500 mm 程度のものをご用意ください。 |
スキージ |
必須ではありませんが、あると便利です。造形材表面の凸凹を小さくするときに使います。 |
すりきり板 |
手作業で造形材の表面を均すときに使います。 |
ふるい |
槽内に残っている造形材の塊を取り除くために使います。 |
集塵機 |
空中に舞ってしまった造形材を吸い込み、回収します。舞った造形材の拡散と浮遊を防ぐために使用します。造形材の舞いやすい作業をするとき、その近くに吸入口を置き稼働させてください。 |