平型シートをセットする

平型シートをカッティングマシンにセットします。平型シートをお使いのときは、カッティングデータの縦サイズに加え100 mm以上(長さ方向のカッティング領域を広げている場合は70 mm以上)長いシートが必要です。これは、ピンチローラーがシートを前後に送り出すのに必要な長さです。
注意

重さが24 kg(54インチモデルは20 kg)を超えるメディアをセットしない。

本機が重さに耐えられず、転倒したり、メディアが落下する恐れがあります。

手順
  1. レバーが上がっていることを確認する。
    レバーが下がっている場合は、レバーを上げてください。
  2. ルーラーの目盛り(上下2箇所)を目安にシートをピンチローラーとグリットローラーの間にまっすぐ通す。
    本体前面から見てシートの右端は、グリットマークの範囲内、かつペーパ―センサー()が覆われる位置にしてください。
    sheet_setup

  3. ピンチローラーを平型シートの両端に配置する。
    グリットマーク内にピンチローラ―が配置されていることを確認してください。グリットマーク内から外れてピンチローラーが配置されていると、シートが正常に送られません。
    ピンチローラーは、シートの両端から0.5~25 mm(セットするロールシートの長さが4 mを超える場合は25 mm以上)内側に配置してください。
    Rsheet_setup4

    メモ

    スプロケットフィード用穴あきシートは両端にシート送りの穴があります。この上にピンチローラーをセットすると正常にシート送りができません。本機で使用する場合は、シート送りの穴を避けてピンチローラーを配置してください。


    splocket_sheet_set

  4. 浮きやすいシートをセットする場合は、シートの中間にピンチローラーを配置する。

    使用しないピンチローラーは個々に上げておきます。


    Rsheet_setup5

  5. レバーを下げる。
    シートが固定されます。

    メモ 電源をオンにすると、シートサイズを測定する画面に切り替わります。
    MENU_On_SheetSize
  6. 1.6 m を超える長さのシートをセットする場合は、カッティング前にあらかじめカットデータに必要なシート長さが引き出されるよう、シート送りの設定をする。