Step 3:コレットを取り付ける

手順
  1. コレット外径の上部()にグリースを薄く塗る。

    グリースは薄く塗るだけで十分です。塗りすぎないようにしてください。

    メモ コレット側面の溝にグリースが入り込まないように注意してください。
    DWX-43W_replace_collet_05
  2. コレット()をスピンドルに差し込み、図の向きに回す。

    コレットが自然に抜け落ちない程度まで、手で回して取り付けます。

    DWX-50_DWX-4_Collet_01
  3. トルクドライバーに0.3 N・mのスリーブを取り付ける。
    重要

    トルクドライバーのスリーブは、必ず0.3 N・mのものを使用してください。守らないと、加工中にコレットが緩み、加工品質に影響を及ぼしたり、コレットが破損したりする恐れがあります。

    TorqueDriver_Sleeve_03Nm
  4. スリーブを取り付けたトルクドライバーにコレット着脱用治具を取り付ける。
    DWX-53DC_Collet_Tighten_01
  5. トルクドライバーでコレットの増し締めをする。

    コレット着脱用治具の溝に、コレットをぴったり合わせてください。トルクドライバーが空回りするまで締めてください。

    DWX-53DC_ColletRetighting_1
  6. スピンドルにコレットが取り付けられたことを確認し、次へをクリックする。
    VPanel_collet_maintenance_check
  7. フロントカバーを閉じる。

    フロントカバーを軽く引き上げてから、カチッと音が鳴るまで下げてください。

    DWX-53DC_Cover_Close

    スピンドルユニットがもとの位置に移動して、動作が完了しました。と表示されたら、コレットのメンテナンスは完了です。