プリンターで印刷したあとにカット機でカットしたい
ここではXP-640とGR2-640/540を例にして、プリントおよびカットの手順を紹介します。メディアの登録、セットアップや各種調整は機種によって異なります。詳細は各機種のユーザーズマニュアルを参照してください。
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事前にカット機のカッター調整が済んでいること
ラミネートする場合は厚み分をプラスしたカッター調整(カット圧および刃先突出量の調整)をしていないと、切り込み量が少なくなり台紙からはがれなくなります。
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メディアをセットアップする。
ヒーターをオンにするなど、プリント用のメディアとしてセットアップしてください。
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ノズル抜けテストを実施する。
ドット抜けやドットよれが無いことを確認してください。必要に応じ、各種クリーニングを実施してください。
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印刷データを印刷するプリンターのジョブリストに追加する。
印刷データにはカット線(CutContour)が含まれているものとします。VersaWorksでカット線を追加する方法はVersaWorks7 ファーストステップガイドを参照してください。
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ジョブの設定を行う。
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印刷をクリックする。
印刷とシートカットがおこなわれます。印刷の詳細設定画面が表示されたら、印刷回数を指定し印刷をクリックしてください。
- 印刷したメディアをラミネート加工など必要な加工をした後で、カット機にメディアをセットする。
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印刷したジョブを右クリックし、
をクリックする。カット機の指定の入力フォルダーに印刷したジョブが複製されます。
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ジョブの設定を行う。
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カット制御をクリックする。
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必要に応じて以下のチェックボックスをオンにする。
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全てのパスをカットする
データ中のベクターデータで描かれた線(パス)を、すべてカットします。カット線が特色(CutContour)で描かれているかどうかにかかわらず、すべてのパスをカット線として認識し、カットします。
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外枠をカットする
カット線の有無にかかわらずジョブの外枠をカットします。 なし通常カットミシン目カットの選択ができます。生成される外枠カット線は、ジョブ設定画面のプレビュー上で確認できます。
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カット回数
厚いメディアや固いメディアをカットする場合、カット回数を指定するために使用します。メディアによっては、カット圧を上げて1回で処理するよりも弱いカット圧で複数回カットした方が美しい仕上がりになることがあります。
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カッティング条件設定
カッティング速度などプリンターのカッティング条件を設定できます。カッティング条件の設定を行うには、VersaWorks7 マスターガイドの「カッティング条件の設定」を参照してください。
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サキオクリを行う
コンピューターから送られてきたデータのサイズに合わせてメディアを送り出した後、出力開始位置までメディアを引き戻してから出力します。用紙が無理に引っ張られなくなるため、特にカッティングの品質が安定します。
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ミシン目カット条件
ミシン目カット条件を設定できるようになります。
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- その他、用紙設定など必要な設定をする。
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OKをクリックする。
メイン画面に戻る。
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印刷をクリックする。または、ジョブを右クリックして、 を選択する。
印刷の詳細設定画面が表示されます。
- 印刷回数:を設定する。
- 印刷をクリックする。