印刷したジョブの保存と再利用

印刷したジョブの印刷設定にある情報やRIP処理済みのデータをエクスポートし、ファイルとして別フォルダーで管理できます。

保存できるファイルは以下の3種類です。
  • VWジョブファイル

    ジョブの元データの情報や、用紙幅、印刷部数、プロファイルなどの印刷設定だけのファイルです。違う印刷データにこの印刷設定を適用できます。データの容量は最も小さくなります。

    VWジョブファイルで保存する場合、元データも必ず保存しておいてください。元データがないとVWジョブファイルを読み込むことができません。

  • VW ジョブ+元データファイル

    印刷設定情報を保存したVWジョブファイルと元データをまとめたファイルです。この状態で保存しておけば、同じデータ、同じ印刷設定で再印刷ができます。

    デザインソフトウェアから印刷した場合は、VW ジョブ+元データファイルの形式で保存する必要があります。

  • PRT ネイティブファイル

    RIP 処理の済んだデータのファイルです。データの容量は最も大きくなりますが、再印刷する場合はコンピューターの処理が軽減されるため、作業時間を短縮できます。

なお、ファイルとして管理せず、VersaWorksのジョブリストで管理することもできます。それぞれの特徴は以下のとおりです。
項目 ジョブリストで管理 ファイルとして管理
管理 印刷データ(元データ)は別フォルダーで管理するが、印刷設定などはすべてジョブリストで管理する。 印刷データ(元データ)や印刷設定、RIPデータなどをフォルダーで一括管理する。
再印刷 RIP処理されたジョブがあるため、再印刷は容易。 VersaWorksに再インポートして再印刷する。
新規印刷データ ジョブリストをスクロールして一番下に追加される新規印刷データへアクセスする。 ジョブリストを空にできるため、新規印刷データへのアクセスは容易。