4. 表面を仕上げる(グロス印刷)

メモ

本ガイドは、グロスを搭載した機体の手順です。

グロスを使用して表面を仕上げる印刷方法について紹介します。

グロスを使った印刷の種類

グロスを使った印刷は、仕上げ方法により以下の2種類があります。

  • 光沢仕上げ

    光沢仕上げを行うと、透明でつるつるした表面になります。光沢感のある仕上がりと高い耐候性や堅ろう性を得ることができます。

  • マット仕上げ

    マット仕上げを行うと、すりガラスのようなざらざらした表面になります。対候性や堅ろう性を高めながら光沢感は抑える、といった表現ができます。

印刷方法

グロスはランプ照射方法により表面の状態が変化します。

印刷はCMYKインクでの印刷後、グロスの印刷工程が必要になります。マット仕上げの場合は、CMYKインクの印刷と同時にマット仕上げ印刷をすることができます。グロス(光沢またはマット)だけの印刷もできます。

目的に合わせ印刷方法を選択してください。

種類印刷順序
光沢仕上げ
  1. CMYKを印刷
  2. グロス(光沢)を印刷
マット仕上げ
  • 時間短縮を図りたいとき
    1. CMYKを印刷
    2. グロス(マット)を印刷
  • 版ズレを防止したいとき
    1. CMYKとグロス(マット)を同時に印刷
光沢仕上げとマット仕上げが混在
  1. CMYKを印刷
  2. グロス(マット)を印刷
  3. グロス(光沢)を印刷

※版ズレを防止したいときは、1.と2.の同時印刷をおすすめします

※印刷物によっては2.と3.が入れ替わる場合があります