3. はがれやすい素材へのインクの定着をよくする(プライマー印刷)
メモ
本ガイドは、プライマーを搭載した機体の手順です。
UVインクが定着しにくい素材にUV印刷をする場合、無色透明の下地処理剤、接着剤の役割をするプライマーを塗布します。ここでは、プライマーを使用した印刷の手順を説明します。
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完成イメージ:アルミ蓋に印刷(プライマーとCMYKインク)
プライマーの使用を推奨する素材
- ガラス
- ホーロー
- キャスト板(キャストアクリル)
- タイル
- 金属(ステンレス、アルミ)※銅、黄銅はプライマーを使用しても効果がありません。
素材によっては効果を得にくいものもあります。
重要 UVランプ光が反射しやすいもの(鏡面)には使用しないでください。プリントヘッド表面付近でインクを硬化させ、ノズルが詰まる原因になります。
メモ
- 印刷面を脱脂してから印刷すると、インクの定着性をより高める効果があります。
- 手に付着している油や汗などがインクの定着に影響を与えますので、印刷面を素手で触らないでください。