造形材の表面をおおまかに均す

供給槽のテーブルを上げ、すりきり板を使って造形材の表面を均します。リーコーターを使った造形材の面出し(造形材の表面を機器に対して水平にすること)のまえに、手動によりおおまかな面出しを実施してください。

手順
  1. 供給槽のテーブルを上げ、造形材の表面を槽の上端より1 mm程度出す。
  2. 供給槽の端の縁にすりきり板を置く。
  3. 槽の縁に押しあてながら、供給槽から回収槽へすりきり板をゆっくりスライドさせる。
    回収槽の上まですりきり板をスライドさせてください。
  4. 供給槽と造形槽の造形材の表面を上から押す。
    槽にたまった造形材の密度を均一にするためです。造形材に粗密があると、造形品質に影響がでることがあります。スキージなど平らなものを使って、全体にまんべんなく押してください。
  5. 手順1から3を繰り返す。
    必要であれば手順4も実施し、再度手順1から3を繰り返してください。作業中、回収槽から造形材があふれそうなときは、随時テーブルを下げてください。
  6. 供給槽と造形槽の造形材の表面に凹凸が無いか、目視する。
  7. 造形材の表面に凹凸があれば、手順1から3を繰り返す。
    目視で造形材表面の凹凸がなくなるまで続けてください。作業中、回収槽から造形材があふれそうなときは、随時テーブルを下げてください。