造形材の表面をおおまかに均す
供給槽のテーブルを上げ、すりきり板を使って造形材の表面を均します。リーコーターを使った造形材の面出し(造形材の表面を機器に対して水平にすること)のまえに、手動によりおおまかな面出しを実施してください。
手順
- 供給槽のテーブルを上げ、造形材の表面を槽の上端より1 mm程度出す。
- 供給槽の端の縁にすりきり板を置く。
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槽の縁に押しあてながら、供給槽から回収槽へすりきり板をゆっくりスライドさせる。
回収槽の上まですりきり板をスライドさせてください。
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供給槽と造形槽の造形材の表面を上から押す。
槽にたまった造形材の密度を均一にするためです。造形材に粗密があると、造形品質に影響がでることがあります。スキージなど平らなものを使って、全体にまんべんなく押してください。
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手順1から3を繰り返す。
必要であれば手順4も実施し、再度手順1から3を繰り返してください。作業中、回収槽から造形材があふれそうなときは、随時テーブルを下げてください。
- 供給槽と造形槽の造形材の表面に凹凸が無いか、目視する。
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造形材の表面に凹凸があれば、手順1から3を繰り返す。
目視で造形材表面の凹凸がなくなるまで続けてください。作業中、回収槽から造形材があふれそうなときは、随時テーブルを下げてください。