メディアの反射強度選択を簡易設定で決定する

詳細設定とは異なり、直接メディアの反射強度選択をすることができます。

印刷データや印刷対象物の詳細をご理解されている場合にご使用いただくと、設定にかかる時間を短縮することができます。
手順
  1. 印刷対象物をセットアップする。

    印刷面の高さと印刷位置を決めるの手順1から6を参照して、メディアの反射強度選択をする前までの設定を実施してください。

  2. メディアの反射強度選択で印刷対象物の反射強度を選択し、保存をタップします。

    印刷対象物の透明度と厚さ ( t )、印刷データの幅(プリントヘッドキャリッジの移動方向の長さ ( w ))、"印刷データ周辺の底面"と"印刷面"の高低差により、適した項目を選んでください。「印刷データ周辺の底面と印刷面の高低差」とは、印刷データの周囲 40 mmの範囲で最も高さが低いところ(テーブル上面を含む)と、印刷面の高さとの高低差のことです。

    下図は、「印刷データ周辺の底面と印刷面の高低差」を示してます。点線で囲まれた範囲()の中で最も低い場所はテーブル面()ですので、この場合の高低差は赤い矢印で囲まれた高さ( g )となります。

    around_print-area_high_low_level

    反射強度の選択条件は、以下の通りです。

    FlowChart
    メモ
    透明または不透明は、以下の基準で選んでください。
    • 透明:印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見える。
    • 不透明:印刷対象物の向こう側に置いた手が透けて見えない。
  3. 印刷対象物のセットアップを完了させる。

    印刷面の高さと印刷位置を決めるの手順8から18を参照して、印刷対象物のセットアップを完了させてください。