ロールシートのセットアップ
シートベースを使用しない場合は、あらかじめカットに必要な分をロールから切り離し、平型シートとして取り付けてください。平型シートのセットアップ
1. ロールシートを取り付ける
シートベースを使用して、機体にロールシートを取り付けます。
必要なもの |
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シートベース |
ロールメディアは正しくセットする。
メディアが落下してけがをすることがあります。
ロールメディアは重さが5 kg程度ある。
取り扱うときはけがに注意すること。
重さが5 kgを超えるメディアをセットしない。
本機が重さに耐えられず、転倒したり、メディアが落下する恐れがあります。
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ローディングレバーが下がっていることを確認する。
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機体をシートベースにはめ込む。
機体の端を持って持ち上げます。
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シートベースにロールシートを置く。
ロールシート()は、シートベース()に対して左右両端のはみ出し量(A)が均等になるようにセットします。
注意ロールメディアは正しくセットする。
メディアが落下してけがをすることがあります。
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使う分より少し長くロールからシートを引き出し、背面から前面に向けて機体の間にシートを通す。
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ピンチローラーをシートの両端かつグリットマークの範囲内に移動する。
ピンチローラーが、シートの左右端からそれぞれ25 mm 以上()内側にくるようにセットします。
メモスプロケットフィード用穴あきシートは、両端にシート送り用の穴があります。この上にピンチローラーをセットすると正常にシート送りができません。本機で使用する場合は、シート送り用の穴を避けてピンチローラーを配置してください。
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シートの左端をガイドライン()とほぼ平行になるように合わせる。
図 1. 機体を上から見た図 -
ローディングレバーを上げる。
シートが固定されます。
下記リンクから、本手順の参考動画をご覧いただけます。
参考動画 ロールシートの取り付け2. シートの種類を選択する
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機体の電源をオンにする。
下図が表示されます。
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[▲][▼]を押して、〔ロール〕または〔ハシ〕を選択する。
〔ハシ〕を選択してセットすると、シートの先端からおよそ15 mm()までの領域は余白として確保されます。
〔ロール〕を選択してセットした場合は、余白は確保されません。 -
[ENTER]を押す。
カッティングキャリッジが左端に移動します。その後、カット可能な幅をディスプレイに表示します。
3. シート送りを確認する
カットの前にシートを送り、正しくシートが送れるかを確認してください。
シート送りを確認せずにカットを始めると、カットの途中でシートが外れたり、精度良くシート送りができずにカット品質に悪い影響を与えたりします。
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[MENU]を何回か押して、以下の画面を表示する。
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[▼]を押して、以下の画面を表示する。
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[▶][▲]の順に押して、以下の画面を表示する。
下図のように表示されます。
- [▶]を押す。
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[▲][▼]を押して、カットに必要なシートの長さに値を設定する。
グリットローラーがシートを送り出すために、カッティング範囲の前後に余白が必要です。必要なシートの長さよりも0.2 m程度長く設定するとよいでしょう。
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[ENTER]を押す。
設定した長さだけシートがいったん前方に移動し、すぐに引き戻されます。
ピンチローラーからシートが外れたときは、[PAUSE]を押して動作を停止します。
ローディングレバーを下げてシートを取り外したあと、シートのセットアップを最初からやり直してください。 - [MENU]を押して、もとの画面に戻る。