クロップマークの種類
AASプラグインまたはGreatCut-Rプラグインで生成されるクロップマークによって、カットジョブに設定できる機能、四隅に作成される形状、ジョブの出力元が異なります。カットデータやカットに要する時間などを考慮しクロップマークを生成する方法を選択してください。
AASプラグイン | GreatCut-Rプラグイン(GreatCut-R) | |
---|---|---|
カットデータの出力 | プリンタードライバー | GreatCut-R |
クロップマークの形状 | ||
メディア送り方向の自動検出 | 〇 | x |
複数カット | 〇 | x |
セクションカット | 〇 | x |
クロップマークを生成する対象 | ページ*1/オブジェクト | オブジェクト |
*1 カットデータのページの四隅(シート送りに必要な長さを確保した内側)にクロップマークが生成されます。
メモ クロップマークは選択したオブジェクト、もしくはページ(カットデータの作業ページ)に対して作成します。オブジェクトにクロップマークを作成する場合は、カットデータに最適な3種類のクロップマークを設定できます。
4点方式
選択するオブジェクトの四隅に作成される基本のクロップマークです。4点方式の設定条件が全てのクロップマークにひき継がれます。オブジェクト以外にページ単位でクロップマークを設定したいときに使用するクロップマークです。
クロップマークのサイズ(長さ)、線幅、オブジェクトとの余白を以下の範囲内に設定します。
設定項目 | 設定範囲 | 推奨値 | |
---|---|---|---|
長さ/ Length | 5 ~ 50 mm | 25 mm | |
線幅/ Thickness | 1 ~ 2 mm | 1 mm | |
余白/ Margin | 0 ~ 50 mm | 5 mm |
セグメント方式
長いシートのカット時に発生するゆがみを補正したり、セクションカットの設定時にセクションに分割してスキャンする、長尺印刷物に最適なクロップマークです。4点方式クロップマークの中間に、クロップマークの原点()からX(送り方向)、Y(幅)に指定した距離で中間のクロップマークが追加されます。
AASプラグイン設定範囲 | GreatCut-Rプラグイン設定範囲 | |
---|---|---|
X:送り方向 | 50 ~ 600 mm | 200 ~ 600 mm |
Y:シート幅 | 200 ~ 600 mm | 200 ~ 600 mm |
複数方式
4点方式のクロップマークの設定条件を基本に、複製する数量と複製方向(X、Y方向)を指定して作成します。選択するオブジェクトに対して1つのクロップマークが一度に設定されるので複雑なオブジェクトを複数カットしたいときなどにおすすめします。
Y方向に複製されるクロップマーク間のスペース(GreatCut-Rプラグイン/ GreatCut-Rで設定できます) | |
X方向に複製されるクロップマーク間のスペース(GreatCut-Rプラグイン/ GreatCut-R で設定できます) | |
元データ |