固定具の取り付け
作業を行うタイミング
- 本機を移設するとき
輸送の振動から本体を保護するため、固定具を取り付けます。
重要 固定具を取り付ける前に、必ずクーラント経路のすすぎと水抜きを済ませてください。
1. スピンドルヘッドの位置を移動する
手順
- 機体にワーク、ミリングバー、補正用治具などが取り付けられていないことを確認する。
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フロントカバーを閉じる。
下図の部分を両手で持って閉じてください。
- VPanelを表示する。
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機体設定画面を開く。
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メンテナンスタブの梱包位置へ移動をクリックする。
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以下の画面が表示されたら、はいをクリックする。
クーラントを廃棄していない場合は、クーラント経路のすすぎと水抜きを実施してから次の作業に進んでください。
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VPanel の表示に従ってOKをクリックする。
機体が動作し、回転軸ユニットが梱包位置に移動します。
- 移動完了のメッセージが表示されたら、OKをクリックする。
2. 機体に固定具を取り付ける
手順
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フロントカバーを開ける。
下図の部分を両手で持って開けてください。
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固定具(小)を取り付ける。
回転軸ユニットの後ろに固定具(小)を押しこむようにして取り付けてください。
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固定具(大)を取り付ける。
下図のように上に向けてから機体内部へスライドさせた後、固定具(大)の下部を奥に押し込むようにして取り付けてください。
重要 スピンドルヘッド周辺のシリコーン部を固定具で挟まないように注意してください。固定力が弱まる場合があります。 - フロントカバーを閉じる。