レポートを設定する
ジョブレポートをカスタマイズするために変更できる設定がいくつかあります。そうした設定を変更するには、まず一般エリアの下にあるエリアまでスクロールダウンします。
をクリックし、少しスクロールダウンすると、レポートセクションがあります。

変換タイプ
- 入力
レポートテンプレートで使用されるファイル形式が保存されます。つまり、MS Wordのテンプレートファイルを使用している場合は、MS Wordファイルが出力されます(同じ拡張子)。
- HTML
ブラウザーで閲覧可能なHTML形式でジョブレポートが出力されます。
- PDF
Adobe Reader/Acrobatで読めるようにジョブレポートが.PDF形式で出力されます。
ファイル命名テンプレート
プロジェクト名からの設定では、ファイル名をプロジェクトにちなんだ名前にするか(初期設定の命名規則)、カスタム名を使用するかを選択できます。使用できるコードは以下のとおりです。

- report_{yyyy-MM-dd_hh-mm-ss}
report_2020-01-09_17-46-25
- DGSHAPE CAM_{tttt-OOOO-EEEE}_{yyyy-MM-dd}
DGSHAPE CAM_zr-18-CIMSYSTEM_2020-01-09
ジョブレポートベースファイルの選択
レポートの形式や記入方法の基礎として使用されるジョブレポートテンプレートの場所です。
- .DOC(Microsoft Officeが必要)
- .ODT(Apache社製のOpenOffice(無料)が必要)
- .RTF(Windows PCに無料でインストールされているワードパッドが必要。書式設定は限定されます)
ジョブレポートの保存先
初期設定でジョブレポートが保存される場所です。
レポート画像のセルサイズ
ストック/ブランク内の補綴を識別するために使用される番号の初期設定のフォントサイズをカスタマイズできます。(初期設定は40ですが、ブランクに収められる補綴物の増減に応じて調整できます)。
線の色
レポートに印刷される線の色をカスタマイズできます。
使用する線の太さ
初期設定は1です。
画像プレビューの向き
配置された補綴物の画像をジョブレポートに表示する方法を、ドロップダウンメニューから選んでカスタマイズできます。ほとんどのインストールの初期設定では、配置領域で設定したビュー/向きは保存され、ジョブレポートに記録されます。ジョブレポートの出力を統一し、読みやすくするには、次のような追加オプションを選択できます。
現在のユーザービュー
初期設定
単純にジョブレポートのプレビューとして現在の配置ビューを記録します。
トップビュー100 x 100 mm
寸法が100 x 100(mm)の上から見た画像が作成されます。ジョブレポートを作成する際、ユーザーの向きに関係なく、画像は常にトップビューになります。
底面100 x 100 mm
寸法が100 x 100(mm)の下から見た画像が作成され、補綴物の内面を確認できます。ジョブレポートを作成する際、ユーザーの向きに関係なく、画像は常に底面になります。
オブジェクトメッシュ(メッシュを非表示)
補綴物のメッシュ(レンダリング済み画像)を非表示にでき、曲線/直線だけが表示されます。
オブジェクトカーブをマークする
曲線が太い黒色の線で描かれます。
背景(インク節約)
この機能を使うとジョブレポートが白地に印刷されるため、インクを節約でき、ページ上の場所によっては見やすくなります。
計算後にレポート自動保存
計算後にレポートを開く
背景画像を使用する
記録されたジョブレポートの配置画像の上に重ね合わせる画像を設定できます。初期設定では赤色十字の.PNGが利用できます。この画像は、四分円を区切って補綴物の位置を特定するときに便利です。画像が自由に設定できますが、必ず透明度のある.PNG形式の画像を使用してください。それ以外の画像を使用すると、配置画像が完全に覆われてしまう可能性があります。