専用治具に印刷対象物をセット
治具制作に手間とコストがかかるものの、効率よく多くの成果物を作ることができます。
治具を作ることで省略できる手間とコストが、治具を作る手間とコストを上回る場合、採用していただくメリットがあります。
治具を使った印刷方法の概要は、次のとおりです。
- テーブルに専用治具を仮固定します。実際に印刷をしてみて位置と角度を調整するため、ここでの取付は仮です。
- 仮固定した専用治具に印刷対象物を取り付け、印刷面の高さを設定します。
- 治具の位置が決まれば、どの場所に印刷対象物が置かれるかが正確にわかります。
- 専用治具への印刷対象物の取付位置を反映した印刷データを作ります。
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VersaWorksを使って、データの印刷位置を設定します。
- 何度か試しに印刷してみて、印刷位置や高さを調整します。
治具寸法、治具の取付位置、治具の取付角度は、想定通りになるとは限りません。
また、治具の素材によっては温度や湿度で伸縮することも考えられます。
そのため、実物を使って印刷してみて位置を確認し、調整することをお勧めします。