プリントヘッドキャリッジの動きを省力化する

プリントヘッドキャリッジの動く幅を印刷データの幅にすることで印刷時間を短縮します。印刷エリアの幅がせまいときや印刷データの幅がせまいときに効果があります。

ただし、出荷時設定は出力データ幅なので、この設定を変更していない場合は効果がありません。

手順
  1. 印刷対象物をセットアップする。
  2. Utilityのホーム画面でBN2_Utility_Icon_MENUをクリックする。
  3. メディア設定値一覧印刷時の動作幅のプルダウンをクリックする。
  4. 出力データ幅を選択する。
    印刷時の動作幅は以下の3つの設定があります。この設定は印刷時間と印刷品質に影響しますので、状況に応じて設定してください。
    設定 特徴
    出力データ幅

    プリントヘッドキャリッジの動く範囲を印刷データに合わせます。必要最小限の動きになり、最も早い印刷が期待できます。ただし、インクが硬化するまでの時間が一定ではなくなりますので、色がむらになることがあります。

    メディア幅 プリントヘッドキャリッジの動く範囲を、設定した印刷領域に合わせます。
    全幅 プリントヘッドキャリッジが機体の端から端まで動きます。プリントヘッドキャリッジの移動速度が常に一定になり、最も安定した印刷結果になります。
  5. 適用をクリックして決定する。
  6. 閉じるをクリックして、もとの画面に戻る。
    メモ
    • 出荷時設定:出力データ幅