プリントヘッドキャリッジの動きを省力化する
プリントヘッドキャリッジの動く幅を印刷データの幅にすることで印刷時間を短縮します。印刷エリアの幅がせまいときや印刷データの幅がせまいときに効果があります。
ただし、出荷時設定は出力データ幅なので、この設定を変更していない場合は効果がありません。
手順
- 印刷対象物をセットアップする。
-
Utilityのホーム画面で
をクリックする。
- のプルダウンをクリックする。
-
出力データ幅を選択する。
印刷時の動作幅は以下の3つの設定があります。この設定は印刷時間と印刷品質に影響しますので、状況に応じて設定してください。
設定 特徴 出力データ幅 プリントヘッドキャリッジの動く範囲を印刷データに合わせます。必要最小限の動きになり、最も早い印刷が期待できます。ただし、インクが硬化するまでの時間が一定ではなくなりますので、色がむらになることがあります。
メディア幅 プリントヘッドキャリッジの動く範囲を、設定した印刷領域に合わせます。 全幅 プリントヘッドキャリッジが機体の端から端まで動きます。プリントヘッドキャリッジの移動速度が常に一定になり、最も安定した印刷結果になります。 - 適用をクリックして決定する。
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閉じるをクリックして、もとの画面に戻る。
メモ
- 出荷時設定:出力データ幅