Step 9:インクの着弾位置のずれを調整する

プリントヘッドから吐出するインクの着弾位置を調整します。着弾位置は、プリントヘッドの高さやメディアの厚みによって変わりますので、お使いのメディアに合わせた補正をおすすめします。

はじめにテストパターンを印刷し、補正値を決めて入力します。補正値を入力したら、あらためてテストパターンを印刷して補正結果を確認してください。

次の場合は、必ずこの調整を実施してください。
  • 使用するメディアの種類を変更する場合

  • ヘッド高さを変更した場合

手順
  1. テストプリント実行をタップする。
    テストパターンの印刷を開始します。
  2. 印刷したテストパターンを確認し、AP-640_Panel_Icon_MINUS AP-640_Panel_Icon_PLUS をタップしてNo.1のH1とH2およびNo.2のH1とH2の補正値を変更する。
    3本の縦線の“ずれ” が最も少ない値を選びます。下図の場合、No.1とNo.2の〔H1〕は「+5」、No.1とNo.2の〔H2〕は「+4」を選びます。連続する値のどちらか迷う場合は、中間の値にしてください(補正値は「0.5」ずつ設定できます)。

    Media gap adjustment test print
    メモ
    • テストパターンが見にくい場合は、メディア送りAP-640_Panel_Icon_UP AP-640_Panel_Icon_DOWN をタップして見やすい位置までメディアを移動してください。
    • 手元で確認したい場合は、シートカット実行をタップしてメディアを切り離すこともできます。
  3. 保存をタップする。
    入力した補正値が保存されます。
  4. テストプリント実行をタップする。
    テストパターンをもう一度印刷します。
  5. テストパターンを確認し、調整が成功したかどうか確認する。
    すべての補正値において、「」が指している3本の縦線(=現在の補正値)の“ずれ”が最も少ないことを確認してください。“ずれ”が小さい縦線が他にある場合は、補正値を再設定してください。
  6. 調整が成功したら、保存して次へ をタップする。