3. マニュアルクリーニングをする

警告

必ずこの手順の通り作業し、指示以外の場所にはさわらない。

機械が思わぬ動作をして、けがをすることがあります。

必要なもの



dropper




Cleaning_liquid_cartridges

クリーニングスティック スポイト 洗浄液

洗浄液カートリッジ(×4)

手順
以下の手順でマニュアルクリーニングをする。
  1. カバーRを開ける。

    XP_RvoverOpen

  2. カバーLを開ける。

    ER-642_CoverL-open-no-cartridge

  3. 図の位置にさわって作業者の静電気を逃がす。

    Dissipates static electricity

  4. 新品のクリーニングスティックを洗浄液に浸す。
    メモ
    • 必ず付属のクリーニングスティックを使用すること。
    • 使用済みのクリーニングスティックを使用しないこと。
    • 使用済みのクリーニングスティックを洗浄液の中に浸さないこと。


  5. 下図の場所を清掃する。
    特に繊維状のほこりをよく清掃してください。
    • (1): ワイパーの面aおよびbをクリーニングスティックで拭き取る。
    • (2): 図の場所をクリーニングスティックで拭き取る。
    • (3): クリーニングスティックの広い面を使い、場所をずらしながら押し当てて、汚れを吸い取る。

    ER-642_Print-head-cap_no-cartridge

  6. ①を持ち、フラッシングカバーを開ける。

    Open the flashing cover_1

  7. ロック①を押し下げながら、ワイパークリーナーカバーを開ける。

    Press the lock to open the wiper cleaner cover

  8. ワイパークリーナーの上下面にクリーニングスティックを押し当てながら、洗浄液を塗布する。

    Application of wiper cleaner cleaning solution

  9. 洗浄液をスポイトで吸い上げ、下図の場所に洗浄液を滴下する。

    付属のスポイトをお使いください。

    スポイトをしっかりと押して吸い上げた量が1回分です。1箇所につき、1回分の量を使い切ってください。滴下する箇所は、3箇所あります。

    は偏らずに均等に滴下、はワイパー両面の溝(a, b)に1回ずつ滴下してください。

    重要
    • 洗浄液の量が少ないと、印刷品質低下の原因になることがあります。
    • 滴下する際、スポイトの先端は滴下する箇所には当てないこと。

      当ててしまった場合は、次回吸い上げ前にスポイトの先端の汚れを拭き取ってください。


    manual cleaning

  10. ワイパークリーナーカバーとフラッシングカバーを閉じる。
    ワイパークリーナーカバーは、ロックがかかるようにしっかり押して閉じてください。

    MaintenanceCover2

  11. 新品のクリーニングスティックを洗浄液に浸す。


  12. クリーニングスティックの広い面を使って、下図の場所の汚れを拭き取る。
    特に繊維状のほこりをよく清掃してください。反対の面も使用し、汚れた面の汚れがつかないようにきれいな面で拭き取ってください。
    • ヘッド
      重要 ヘッド面の溝はクリーニングスティックを押し当ててください。

      Ink filling cleaning the print head groove

    • ヘッドの縁や側面
      Head cleaning_ER-642_1

    • ヘッド周り

      この部分に垂れそうなインクや洗浄液が残っている場合は、毛羽立たない乾いた布でやさしく拭き取ってください。

      Head cleaning_ER-642_3
  13. カバーRとカバーLを閉じ、すべて完了をタップする。
    プリントヘッドキャリッジが元の位置に戻ったあと、洗浄またはクリーニングが始まります。