カッティング条件の設定
カッティング機能を搭載したプリンターのカッティング条件をVersaWorksで設定します。
メモ
- 変更した設定を有効にするには、カットの実行前に、VersaWorksの設定が優先されるようにプリンターで設定する必要があります。プリンターの設定については、プリンターのマニュアルをご参照ください。
- 画面でジョブごとに設定を変更することもできます。
Step 1:テストカットする
手順
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使用するプリンターを選択し、
:ハンバーガーメニューをクリックする。
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テストカットをクリックする。
以下の内容でカットが行われます。 続行しますか?というメッセージが表示されます。
表示されている条件でテストカットします。ページサイズやメディアの種類などを確認してください。
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ジョブの追加先で入力フォルダーを指定し、OKをクリックする。
テストカット用のジョブが指定したジョブリストに追加され、自動的にテストパターンがカットされます。
カットが終了すると、ジョブは自動的に削除されます。
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テストカットの結果を確認する。
テスト結果に応じて、各項目の設定の調整が必要になります。
手順 確認項目 判定 設定項目 調整 形を確認する。 形がゆがんでいる。 カッティング速度 小さくする 円をはがす。 四角形が一緒にはがれる。 カッター圧 大きくする 部分的な切り残しがある。 カッティング速度 小さくする 四角形をはがす。 うっすらと台紙にカッターの跡がある。 カッター圧 そのまま カッターの跡がわからない。 大きくする カッターの跡が深すぎる、台紙まで切れている。 小さくする はがした四角形の形を 確認する。
角に丸みやツノがない。 カッターオフセット そのまま
角がとれて丸くなっている。 大きくする
角にツノができている。 小さくする
Step 2:カッティング条件を設定する
手順
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設定する対象に応じて以下を行う。
- ジョブ
- 設定するジョブをダブルクリックする。
- 設定するジョブを右クリックし、 をクリックする。
- ジョブを選択した状態でジョブツールエリア左側の
をクリックし、
ジョブの設定をクリックする。
ジョブの設定画面が表示されます。
- 入力フォルダー:入力フォルダーの
をクリックする。
入力のプロパティが表示されます。
- ジョブ
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カット制御をクリックする。
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動作モードで以下のいずれかを選択する。
- プリント&カット
- カット&プリント
- カットのみ
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カット回数をオンにして、回数を入力する。
メモ 厚いメディアや固いメディアをカットする場合、メディアによってはカット圧を上げて1回で処理するよりも弱いカット圧で複数回カットした方が美しい仕上がりになることがあります。必要に応じて、カット回数を増やしてください。
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カッティング条件設定をオンにする。
テストカットの結果に応じて、設定を調整する。
設定項目 詳細 カッティング速度 カッティング速度をセンチメートル毎秒で入力します。 カッター圧 カッター圧をグラム重で入力します。 カッターオフセット カッターの刃先補正量(カッターの中心から刃先までの距離)をミリメートルで入力します。使用しているカッターのオフセット値を入力してください。
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OKをクリックする。
- ジョブの設定で変更した場合は変更が適用され、メイン画面に戻ります。
- 入力のプロパティで変更した場合
- 印刷設定を保存するメッセージが表示されたら、OKをクリックしてください。
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すでに入力フォルダーにあるジョブに適用するには、ジョブを右クリックし、
をクリックしてください。メイン画面のレイアウトエリアに反映されます。