自動的にネストジョブを作成する
条件を設定して自動的にネストジョブを作成することができます。
印刷データの制作者が複数いる場合を例に説明します。ネットワーク経由で随時印刷データをVersaWorskに取り込みます。取り込んだ印刷データの処理条件を設定し、ネストジョブを作成します。必要に応じて、RIPまたは印刷までを自動化することもできます。
印刷データの処理条件は以下になります。
- 時間設定
指定した時刻になると、ネストジョブが作成されます。
- 用紙の長さ
指定した長さになるように、ネストジョブが作成されます。
- ジョブの個数
指定された数に達すると、ネストジョブが作成されます。
なお、入力時の設定でRIPのみ行うやRIPして印刷するの設定をしている場合、ネストジョブが完成するとRIPや印刷が行われます。
手順
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使用したい入力フォルダーのをクリックする。
入力のプロパティ画面が表示されます。
- メディアや印刷品質などの印刷設定をする。
- をクリックする。
- 入力時の設定のうち、指定したい条件のチェックボックスをオンにして、数値を入力する。
時間設定 指定した時刻になると、ネストジョブが作成されます。時間間隔を指定するも設定すると、設定した時間が経過するごとにネストジョブが作成されます。 用紙の長さ 指定した長さになるように、ネストジョブが作成されます。また、ネストジョブができあがるまで、レイアウトウインドウでネストの状態を確認することもできません。
たとえば、用紙の長さを1000.00 mmに設定した場合、ネスト後1 mになるようにネストジョブが作成され、レイアウトウインドウにネストの状態が表示されます。しかし、ネストジョブが作成されるまでは、ネスト前1 mに達しても、下図のようにジョブリストに追加された順にジョブが並んで表示されます。ジョブの個数 入力フォルダーに登録されたジョブが指定された数に達するとネストジョブを作成します。
複数の条件をオンにすると、どれか一つの条件が満たされたときにネストジョブが作成されます。 - OKをクリックする。
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ジョブリストにジョブを追加する。
重要
- ネスト処理待ちのジョブがある場合に入力のプロパティ画面の設定を変更すると、そのジョブは自動ではネストされなくなります。
- ネストジョブ内のジョブの配置を、ジョブの設定画面のレイアウトエリアで変更できます。
- 入力時の設定の処理でRIPして印刷するを選択すると、ネストジョブの作成から印刷までを全て自動で行うこともできます。
- ネストジョブを選択した状態で、をクリックすると、ネストが解除されます。
ネスト処理待ちのジョブには、ジョブリストの状況欄にが表示されます。 指定した条件が満たされると、ネストジョブが自動的に作成されます。