印刷したジョブを保存して再利用する

印刷したジョブの印刷設定の情報やRIP処理済みのデータをファイルとして保存し、再利用する方法を説明します。

VersaWorksでは、印刷したジョブの印刷設定だけをファイルとして保存したり、印刷設定と印刷データをまとめて保存したり、RIP処理済みのファイルを保存したりすることができます。そして、それらのファイルを再利用することができます。一度印刷したジョブを、もう一度同じ設定で印刷したい場合に効果的です。

保存できるファイルの種類は以下の通りです。
  • VWジョブファイル

    ジョブの元データの情報や、用紙幅、印刷部数、プロファイルなどの印刷設定だけのファイルです。違う印刷データにこの印刷設定を適用することができます。データの容量は最も小さくなります。

  • VWジョブファイル ジョブ＋元データファイル

    印刷設定情報を保存したVW ジョブファイルと元データをまとめたファイルです。この状態で保存しておけば、同じデータ、同じ印刷設定で再印刷ができます。

  • PRT ネイティブファイル

    RIP 処理の済んだデータのファイルです。データの容量は最も大きくなりますが、再印刷する場合はコンピューターの処理が軽減されるため、作業時間を短縮できます。