モニターの色と印刷した色が違う

プレビュー表示の品質を高品質標準品質低品質から選べます。また、プレビューが実際の出力色に近い色で表示されるように、RGBプロファイルを使ってモニタ―プルーフを行うこともできます。

メモ

モニターでは色の3原色(RBG)を組み合わせて色を表現しますが、印刷ではインクの色(CMYKなど)を組み合わせて色を表現します。この原理的な違いによって色の再現範囲の違いがあり、全く同じにすることはできません。原理的な違いだけではなく、解像度の違いや印刷メディアの色やインクの乾燥度合いなどによっても印刷した色は変わりますので、モニターの色と印刷した色を合わせることはとても困難です。

上記の設定を行っても出力したい色が印刷ができない場合は、Roland Color System Libraryをご活用ください。

Roland Color System Library は、色見本をプリンターで印刷し、その色見本を見ながら出したい色に近い色を印刷データに指定できるカラーライブラリーです。モニターの色と印刷した色を合わせる仕組みではありませんが、出したいものに近い色を指定できます。

手順
  1. 編集環境設定をクリックする。
    環境設定画面が表示されます。
  2. 一般タブをクリックする。
  3. 品質リストボックスから、プレビュー表示の品質を選択する。
    初期値は標準品質です。
  4. モニター表示を実際の出力色に近づけたい場合は、モニタープルーフの色変換を実行するをオンにする。
  5. RGBプロファイルを選択する。
  6. OKをクリックする。