同時印刷をする

以下の3層構造のレイヤージョブの場合、同時印刷ができます。2層や下記以外のレイヤージョブは引き戻し印刷を行ってください。
  • CMYK-> Wh -> CMYK:透明フィルムに印刷し、印刷面や印刷面と反対方向の両方向から印刷物を見せたい場合など
  • Pr -> Wh -> CMYK:はがれやすいメディアのインクの定着を良くし、白インクを下地にして鮮やかに印刷したい場合など
  • Pr -> CMYK -> Wh:はがれやすいメディアのインクの定着を良くし、白インクを下地にして鮮やかに印刷し印刷面の反対方向(透過面)から見せたい場合など
  • Wh -> CMYK -> Gl:白インクを下地にして、メディアの色による影響を受けないようにし、さらにテクスチャー等の表現をしたい場合など
メモ 同時印刷をするをオンにすると、レイヤージョブにマークやジョブ情報を印刷できます。
  • 各レイヤーのジョブのサイズ・位置・向きが同じ場合のみマークをつけられます。
  • クロップマークは領域全体につきます。
手順
  1. レイヤージョブをダブルクリックする。
    ジョブの設定画面(品質レイヤー印刷方式およびプレビュー画面)とレイヤー表示画面が表示されます。

    プレビュー画面で非表示にしたい場合は、レイヤー表示画面で目玉アイコンをクリックしてください。

  2. 同時印刷をするのチェックボックスをオンにする。
    同時印刷が可能なデータの場合、チェックボックスがオンになります。同時印刷ができないデータの場合は現在のレイヤー数と同時印刷が可能なレイヤー数が表示されます。
  3. 印刷方式を変更するために、レイヤージョブを再構成します。続行しますか?というメッセージが表示されるので、はいをクリックする。
    ジョブの設定画面が一度閉じ、ジョブを再構成したあと、再度ジョブの設定画面が表示されます。
  4. 品質品質設定から用紙の種類印刷品質モードなどを選択する。
    重要 メディアによっては同時印刷の印刷時間を短縮できます。

    ジョブの設定画面で、品質品質設定フィードスピードを上げると、メディアを送る/引き戻すスピードが早くなり、印刷時間を短縮できます。ただし、メディアによってはズレを生じる可能性があるため、試し印刷をしてフィードスピードを決定してください。

  5. OKをクリックする。
    ジョブの設定画面が閉じます。
  6. レイヤージョブが選択されている状態でをクリックして印刷する。