9. 機体設定

機体の設定やメンテナンスの操作を行います。

全般タブ

メイン画面で選択している機体に対する設定を行います。


VPanel_for_DWX_Setting_Setting_DWX-52DCi


機体のID設定
1台のコンピューターに複数台の機体を接続するとき、機体別にIDを設定する必要があります。使用する機体の選択はVPanelのメイン画面で行います。

詳細な操作については、お使いの機種のセットアップガイドを参照してください。

DWX-52DC セットアップガイドDWX-52DCi セットアップガイド
初期設定:A
重要 IDを変更する場合は、必ずセットアップガイドの手順にしたがって作業してください。
クリーニングアダプターモード
加工終了後、アダプターに圧縮空気を吹き付けて切削粉を取り除くときの設定を変更できます。
高品質を選択すると切削粉を取り除きやすくなりますが、加工時間は長くなります。高速を選択すると加工時間の短縮を見込めますが、切削粉は残りやすくなります。
初期設定:標準
機体情報

Serial:機体のシリアル番号

Driver:DGSHAPE デンタルドライバーのバージョン

Firmware Main:接続している機体のメインファームウェアのバージョン

Firmware Changer:接続している機体のディスクチェンジャー用ファームウェアのバージョン

メモ DGSHAPE Accountにサインインしているときは、機体のニックネームを設定できます。複数台の機体をお使いの場合に、各機体の識別子としてお使いいただけます。

メンテナンスタブ

加工機の自動補正やシステムレポートなど、メンテナンスに関する操作を行います。複数台接続している場合は、メイン画面で選択している機体が操作の対象です。詳細な操作については、お使いの機種のユーザーズマニュアルを参照してください。

DWX-52DC ユーザーズマニュアルDWX-52DCi ユーザーズマニュアル

VPanel_for_DWX_Setting_Maintenance

補正
自動補正 / 手動補正
ATCマガジンや回転軸の位置を正しく設定し直します。通常は自動補正を使用します。加工精度をより正確に調整したい場合は、手動補正を実施してください。手動補正についてのご案内
VPanelに温度変化補正の実施を推奨するメッセージが表示されたら、温度変化補正を実施できます。
サポート
梱包位置へ移動
回転軸ユニット、ATCマガジン、スピンドルユニットが梱包位置へ移動します。ワークや補正用治具を取り外してから作業を行ってください。
加工エリアの清掃
機体を清掃するときに使用します。
7. 加工エリアの清掃
ディスクチェンジャー慣らし運転
ディスクチェンジャーの慣らし運転(暖機運転)をします。ディスクチェンジャーの動作を安定させ、加工品質を保つ働きがあります。
レポート / ログ
表示
ファームウェアバージョンや総稼働時間などのシステム情報、エラー画面を表示します。
取得
各種ログ情報をまとめたファイルを取得します。
スピンドル
リセット
回転時間は、スピンドルの回転時間を表示します。スピンドルユニットを交換した場合は、リセットをクリックして0に戻します。スピンドルユニットの交換時期の目安については、お使いの機種のユーザーズマニュアルを参照してください。
スピンドル慣らし運転
スピンドルの慣らし運転(暖機運転)をします。スピンドルの回転を安定させる働きがあります。
スピンドル交換
スピンドル交換画面が開きます。
コレットメンテナンス
加工を続けるとコレットが緩んで、ミリングバーが抜けやすくなります。コレットの増し締めなど、定期的なメンテナンスを実施する際に使用します。画面の指示に従ってメンテナンス作業を実施してください。
強制ツールリリース
スピンドルユニットが掴んでいるツールを強制的にリリースします。スピンドルユニットがツールを掴んだまま離せなくなったときに使用します。
非常時ツールリリース
カバーを開けた状態で機体の電源をオンにした場合に、有効になります。ミリングバーがワークに噛みこむなどして初期動作ができないときに使用します。