クロップマーク付き出力の開始

警告

出力中はプリントヘッドキャリッジにさわらない。

プリントヘッドキャリッジは高速で動きます。ぶつかってけがをすることがあります。

注意

ダンサーローラーにむやみにさわらない。

メディア巻き取り装置/繰り出し装置が突然動き、けがをする恐れがあります。

メモ ここでは、カッティングデータを含まず印刷だけのデータをご準備ください。お使いのソフトウェアRIPで、クロップマークを付けて印刷するように設定します。設定方法はお使いのソフトウェアRIPの取扱説明書をご確認ください。
手順
  1. 以下の頻度でパウチトレイを振る。
    • ホワイトインク:毎日(その日始めての出力時)
    • ホワイトインク以外:1週間に1回
    パウチトレイを50回(20秒程度)振ってから再び差し込んでください。インクの成分が沈殿していると、正常な色で印刷ができません。インクの成分がよく混ざるように、パウチトレイの両端5cm の振り幅で水平に振ります。


    重要
    • インクパウチを取り外さずに、パウチトレイごと振ってください。インクパウチを取り外すと、インクが漏れることがあります。

    • 振る前にインクパウチの口についたインクをふき取ってください。ふき取らないと、パウチトレイを振るときにインクが飛び散ります。

    • 撹拌が終了したら、すぐにパウチトレイを取り付けなおしてください。時間がかかると、インク経路に悪影響が出ます。

  2. フロントカバーを閉じる。
  3. 操作パネル上部に出力できます。が表示されていることを確認する。
  4. コンピューターから出力データを送信する。
    出力用データの作成方法については、ソフトウェアRIPの取扱説明書を参照してください。
    メモ
    • 出力データを送信すると、表示画面にインク循環中です。またはノーマルクリーニング中です。と表示されることがあります。これらは出力前の準備作業です。画面に表示された時間が経過すると、出力を開始します。

    • ヒーター加熱中です。しばらくお待ちください。が表示されている場合は、温度が設定値に達するまでお待ちください。
    • 出力中のデータを画像表示して確認することができます。下図のIcon_yamaをタップすると、インク残量画面に切り替わります。もう一度タップすると、出力中データの確認画面にもどります。ただし、出力データの画像(サムネイル)表示に対応したソフトウェアRIPに限ります。
      VG3_Panel_TOP_thumbnail

    重要

    こんなときは出力されません

    • カバー(フロント、L、R)が開いていると動きません。

    • メディアをセットしてください。と表示されているときは、コンピューターからデータを受け付けません。

    • ヒーター加熱中です。しばらくお待ちください。が表示されている間は、出力は始まりません。

    • メニュー操作中:[ホーム]を押すと出力できます。が表示されているメニュー画面では、コンピューターからデータを送っても出力が開始されません。出力可能なメニューまでもどるか、AP-640_Panel_Icon_HOME をタップしてホーム画面にもどると出力がはじまります。

    出力時に守っていただきたいこと

    • 出力中にカバー(フロント、L、R)を開けないでください。出力が中断します。

    • 出力するときは、メディアクランプでメディアの両端を押さえてください。メディアの両端が反り、プリントヘッドに引っかかる原因になります。

    • 出力中はメディアにさわらないでください。メディア送りが妨げられたり、メディアがプリントヘッドを擦ったりして紙詰りやプリントヘッド破損の原因となります。

    • 本機を使用しないときはローディングレバーを上げておいてください。

    使用しないときはメディアを取り外して、適切な環境で保管してください

    • メディアを取り付けたまま放置すると、メディアが傷んで出力に悪影響が出ることがあります。使用しないときはメディアを取り外して、適切な環境で保管するようにしてください。