ダンパー内インク更新の方法

パウチトレイを振ってインクを撹拌させてもホワイトインクの色ムラが直らない場合は、ダンパー内インク更新を行ってください。色ムラとは、同じデータを同じ設定で出力しても濃淡が異なるなど、出力色にムラがある症状です。

ダンパー内インク更新によってインクを置き換えて、出力色が安定するようにします。

重要
  • ダンパー内インク更新はインクの消費量が多く、あまり頻繁に行うとプリントヘッド自身も傷みやすくなります。必要以上に行わないでください。

  • ダンパー内インク更新を行うときは、C、M、Y、K以外のすべてのインクを新品のインクパウチに交換してください。クリーニング中にインクが無くなるとクリーニングエラー(インクパウチトレイ)となり、クリーニングが止まってしまいます。

    • 取り外したインクパウチはダンパー内インク更新以外(印刷等)では引き続きお使いいただけます。

手順
  1. AP-640_Panel_Icon_MENU をタップする。
  2. メンテナンスダンパー内インク更新をタップする。
  3. C, M, Y, K以外のインクを新品のインクパウチに交換する。
  4. 実行をタップする。

    クリーニングを開始します。終了すると、もとの画面に戻ります。

    メモ
    実行をタップ後にボトルにたまった廃液を捨ててください。と表示されたら

    VG3-RemoveDrainBottle

    1. 廃液ボトルを取り外して廃液を捨てて空にする。
    重要

    廃液ボトルを取り外すと、本体から廃液が数滴出てくることがあります。手についたり、床を汚したりしないようにご注意ください。

    2. 空にした廃液ボトルを速やかに再び取り付ける。

    3.完了 をタップする。

    注意

    画面にボトルにたまった廃液を捨ててください。と表示されてから、廃液ボトルを外すこと。廃液を捨てたら、速やかに廃液ボトルを本体に取り付けること。

    手順を守らないと、本体から廃液が出てきて、廃液が手についたり、こぼれて床を汚したりすることがあります。

    警告

    廃液やインクを火気の近くに置かない。

    火災の原因になります。

    注意

    廃液を一時的に保管するには、付属の廃液ボトル、金属缶やポリタンクなどの丈夫な密閉容器に入れ、ふたをきちんと閉じること。

    こぼれたり蒸気がもれたりすると、火災につながったり臭いで気分が悪くなったりすることがあります。

    重要

    廃液を直射日光の当たる場所に保管しないでください。

    付属の廃液ボトルで廃液を一時的に保管する場合、直射日光の当たる場所に置かないでください。廃液が固まって廃液ボトルが使用できなくなったり、廃液ボトルが劣化し廃液が漏れる恐れがあります。

    重要

    廃液は、地域の条例に従い、適切な方法で処理してください。

    廃液には引火性があり、有害な成分も含まれています。廃液を焼却したり、一般のゴミと一緒に廃棄したりしないでください。また、下水や河川に流さないでください。環境に影響を及ぼす恐れがあります。

  5. ダンパー内インク更新を行ってもホワイトインクの出力色が安定しない場合は、インク更新を行ってください。
  6. AP-640_Panel_Icon_HOME をタップして、もとの画面に戻る。