メディアの引き戻しと送りのときにミドルピンチローラーを使用する

引き戻し印刷やプリント&カットのときにミドルピンチローラーが自動的に上昇する設定を無効にします。メディアの斜行や浮きを抑えて、印刷やカットのずれを抑える効果があります。

ミドルピンチ自動昇降は、メディアを引き戻す際にミドルピンチローラーを自動的に上昇させ、上昇したまま重ね印刷やカットを実施する機能です。しかし、長尺印刷の場合やコシのないメディアなどでは、メディアが斜行したり浮いたりして、出力品質に影響することがあります。

ミドルピンチ自動昇降無効に設定すると、ミドルピンチローラーがメディアを押さえながら移動するため、メディアの斜行や浮きを防ぎます。ただし、ミドルピンチローラーが印刷表面に押し付けられたままになるため、印刷表面にローラーの跡が付きやすくなります。メディアを引き戻す前に、しっかりと乾燥させておくようにしてください。

手順
  1. メディアをセットする。
  2. AP-640_Panel_Icon_MENU をタップする。
  3. メディア設定その他のメディア設定ミドルピンチ自動昇降をタップする。
  4. 無効を選択する。
    メディアを送るときと引き戻しのときにミドルピンチローラーが降りて、メディアを押さえながら移動するようになります。
  5. 保存をタップして決定する。
  6. AP-640_Panel_Icon_HOME をタップして、もとの画面に戻る。
    メモ
    • 出荷時設定:有効