カッティング条件を細かく設定する

カッターの圧力、移動速度、刃先補正量などを、メディアの性質やカットする形状に合わせて、細かく設定することができます。 はじめにカッティングテストを実施し、設定値を決めて入力します。設定値を入力したら、あらためてカッティングテストを実施して結果を確認してください。カッティングテストと設定を何度かくり返し、最適な設定値を探してください。
手順
  1. フロントカバーを閉じる。
  2. [◀][▶][▲][▼]を押して、カッティングテストをしたい位置までカッティングキャリッジを移動させる。
    カッティングテストをする位置は自由に設定できます。
  3. [FUNCTION]を押す。
  4. [▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。


  5. [▶]を押して、以下の画面を表示する。


  6. [ENTER]を押す。
    テストパターンがカットされます。
  7. テストパターンのカッティングが完了したら[▼]を押す。
  8. カッティングテストの結果を確認する。


    確認項目 判定 設定項目 調整
    形を確認する 形がゆがんでいる 〔ソクド〕 小さくする
    円をはがす 四角形が一緒にはがれる 〔カッターアツ〕 大きくする
    部分的な切り残しがある 〔ソクド〕 小さくする
    四角形をはがす うっすらと台形にカッターの跡がある 〔カッターアツ〕 そのまま
    カッターの跡がわからない 大きくする
    カッターの跡が深すぎる、台紙まで切れている 小さくする
    はがした四角形の形を確認する


    角に丸みやツノが無い 〔オフセット〕 そのまま


    角がとれて丸くなっている 大きくする


    角にツノができている 小さくする
  9. [▲][▼]を押して設定したいカッティング条件を選択する。
    表示画面(カッティング条件) 設定内容 出荷時設定


    カッターの圧力を設定します 50 gf


    カッティングの速度を設定します 30 cm/s


    カッターの刃先補正量を設定します。カッターに記載のオフセット値を入力してください

    付属品のカッターのオフセット値は0.250 mm です

    0.250 mm


    カッティング中のカッターの空送り速度(1つのカット線をカッティング後、次のカット線をカッティングするためにカッターが移動するときの速度)を設定します。空送り中に、メディアが浮き上がりカッターがメディア表面を傷つけるような場合には、速度を落としてください 30 cm/s
  10. [▶]を押して、以下の画面を表示する。








  11. [▲][▼]を押して値を選択する。
  12. [ENTER]を押して決定する。
  13. [◀]を押して手順9に戻る。
    手順9、10を繰り返して、各カッティング条件を調整してください。
  14. [FUNCTION]を押してもとの画面に戻る。