プリンター本体

前面



番号 名称 機能概要
インクスロットカバー、インクスロット カバーを開けると、パウチトレイを取り付けるスロットがあります。パウチトレイを入れ替えるとき以外は、閉じておいてください。
フロントカバー メディアをセットするときなどに開けます。メディアをセットするとき以外は、閉じておいてください。
小物置き場 小物を置きたいときに便利なスペースです。
ご注意:

洗浄液やインクが付着したものは置かないようにしてください。

ローディングレバー(前側) メディアを取り付けるときに操作します。
操作パネル 本機を操作するボタンが配置されたパネルです。

操作パネル

カバーL メンテナンス時に開けます。
カバーR メンテナンス時に開けます。

背面



番号 名称 機能概要
メイン電源スイッチ メイン電源をオンオフします。
電源コネクター 電源ケーブルを接続します。
ローディングレバー(後側) メディアを取り付けるときに操作します。
メディアホルダー メディアを取り付けるときに使用します。
シャフト
メディアステイ
廃液ボトル インクの廃液をためるボトルです。

側面



番号 名称 機能概要
洗浄液スロット TR2洗浄液パウチをセットしたパウチトレイを挿入します。
イーサネットコネクター イーサネットケーブルを接続します。

フロントカバー内部/プリントヘッド周辺



番号 名称 機能概要
プリントライト フロントカバー内部を照らす照明です。印刷状態を見やすくなります。重大なエラーが発生すると点滅します。
プリントヘッドキャリッジ プリントヘッドを装備しています。
カッティングキャリッジ カッターとセパレーティングナイフ(メディア切り離しナイフ)を装備しています。
グリットローラー メディアを送るローラーです。

ピンチローラー

(左ピンチローラー、右ピンチローラー、ミドルピンチローラー)

ローディングレバーをおろすと、メディアを挟み込みます。それぞれの位置にしたがって左ピンチローラー、右ピンチローラー、ミドルピンチローラーと呼びます。
メディアクランプ メディアの端を押さえて、浮き上がりを抑えます。メディア切り口の毛羽がプリントヘッドにふれることも防ぎます。
グリットマーク グリットローラーの位置を示します。メディアを取り付けるとき、ピンチローラーは必ずこのマークの範囲内に配置してください。
カッタープロテクション カッティング時のカッターの通り道です。カッターの刃先を保護します。
プラテン メディアの通り道です。メディアの浮きを防ぐ吸着ファン、インクの定着を良くするプリントヒーターが内蔵されています。
エプロン インクの乾燥を早めるドライヤーが内蔵されています。
ワイパー 自動クリーニング時などにプリントヘッドを清掃します。
ワイパートレイ ワイパーを洗浄するTR2洗浄液が入ります。トレイパッドが入っています。

プリントライトが示す重大エラー

プリンターに重大な被害を及ぼすおそれのあるエラーが発生すると、プリントライトが点滅します。

次のいずれかの状態であることを示しています。

プリントライトが点滅しているときは、操作パネルの表示画面にもエラーが表示されます。

表示画面 エラーの概要
〔ヘッド カンソウ ホゴノタメ テイシ シマシタ〕 プリントヘッドが乾燥してしまう状況でした。プリントヘッドは、乾燥すると壊れる可能性があります。
〔モーターエラー:デンゲン ヲ イレナオシテクダサイ〕 モーターに過度の負荷がかかったようです。放置すると、プリントヘッドが壊れる可能性もあります。
〔テイオンエラー:デンゲンヲ イレナオシテクダサイ **℃〕 プリンターの設置場所の温度が、動作可能な温度よりも低くなっているようです。放置するとプリンターが故障する可能性があります。
〔コウオンエラー:デンゲンヲ イレナオシテクダサイ **℃〕 プリンターの設置場所の温度が、動作可能な温度よりも高くなっているようです。放置するとプリンターが故障する可能性があります。
〔ポンプ ホゴノタメ ドウサ ヲ テイシ シマシタ〕 機体内部のポンプに過度の負荷がかかったようです。放置するとポンプが故障する可能性があります。
〔サービス コール ****〕 復帰不能なエラー、または部品交換が必要なエラーが発生しています。

動作中にカバーを開けた場合

出力動作、またはメディアのセットアップ中にフロントカバー、カバーL、カバーR(以下、総称して「カバー」)のいずれかを開けると、本機は緊急停止します。緊急停止すると、表示画面にカバーを閉じるように促すメッセージが表示されます。画面の指示にしたがって、カバーを閉じてください。

カバーを閉じると、作業を継続できるようになります。

カバーを閉じても作業を継続できない場合は、復帰できないエラーが発生している可能性があります。