4. 補正値を設定する(クロップ/カット分離テスト)

手順
  1. [◀] [▼] [▶]の順に押して、以下の画面を表示する。


  2. テストカットの結果を見て、補正値を決める。
    クロップマーク(塗りつぶし)とカット位置(外枠)のずれを確認してください。下図は、プリント位置とカット位置がずれた状態です。
    カット線の中にテストプリントしたクロップマークが収まっていれば、補正の必要はありません
    カット線からテストプリントしたクロップマークがはみ出ている場合は、補正が必要です


    〔F〕はメディアの送り方向(FEED方向)、〔S〕はプリントヘッドの移動方向(SCAN方向)です(実際のテストパターンでは「F」「S」「+」「-」と矢印の表示はありません)。

    メモ:

    カット位置のずれを補正するように値を決めます。上図の場合、フィード方向〔F〕がマイナス方向に、スキャン方向〔S〕がプラス方向にずれています。したがって、補正値はフィード方向〔F〕はプラスの値、スキャン方向〔S〕はマイナスの値にします。実際にずれている量を計測して、値を決めてください。

  3. フィード方向〔F〕とスキャン方向〔S〕の補正値を設定する。
    1. [▲][▼]を押してフィード方向〔F〕の補正値を設定する。


    2. [◀][▶]を押してスキャン方向〔S〕の補正値を設定する。


    3. 補正値の設定が完了したら、[ENTER]を押して決定する。
  4. 2. クロップマークだけを印刷する3. テストカットを実施する(クロップ/カット分離テスト)をやり直して、補正が成功したかどうか確認する。
    • カット線の中にテストプリントしたクロップマークが収まっていれば、補正は完了です

    • カット線からテストプリントしたクロップマークがはみ出ている場合は、補正をやり直してください

  5. [MENU]を押して、もとの画面に戻る。
    メモ:
    • 出荷時設定
      • 〔F〕(メディアの送り方向の補正値):0.00 mm
      • 〔S〕(カッティングキャリッジの移動方向の補正値):0.00 mm
    • メディアは取り外さずに、印刷位置とカット位置の補正を一度に実施することもできます