プリンター本体

前面


LG_FrontView2

番号名称機能概要
インクスロット

インクカートリッジを挿入するスロットです。

フロントカバー

機体作動時にプリントヘッドキャリッジなどの高速で移動する部位との接触を防止します。

ホコリをカットする働きもあります。

メディアをセットするときやメンテナンスをするとき以外は、閉じておきます。

操作パネル

印刷、設定、メンテナンスなど、すべての機体操作を行います。

操作パネル

カバー L

機体左側の内部にアクセスします。

プリントヘッド周辺の清掃など、メンテナンスをするときに開けます。

カバー R

機体右側の内部にアクセスします。

清掃や部品交換など、メンテナンスをするときに開けます。

ローディングレバー(前側)

メディアを固定したり、固定を解除したりします。

機体の前側で作業しているときに使用します。下ろすとメディアが固定されます。

背面


LG_RearView2

番号名称機能概要
ローディングレバー(後側)

メディアを固定したり、固定を解除したりします。

機体の後ろ側で作業しているときに使用します。下ろすとメディアが固定されます。

メディアステイ

ロールメディアを一時的に保持します。

メディアホルダーにロールメディアを取り付けるときに、一時的にロールメディアを置きます。

シャフト

メディアステイやメディアホルダーの位置を調整します。

メディアの幅に合わせてメディアステイやメディアホルダーを左または右に移動します。

メディアホルダー

ロールメディアを保持します。

メディアホルダーのエンドキャップに紙管をはめ込みます。
廃液ボトル

洗浄液やインクの廃液を貯留します。

廃液量は管理されており、処理のタイミングでメッセージが表示されます。

側面


LG_SideView2

番号 名称 機能概要
イーサネットコネクター イーサネットケーブルを接続します。
洗浄液スロット

洗浄液カートリッジを取り付けるスロットです。

メイン電源スイッチ 機体のメイン電源をオンオフします。
電源コネクター 機体に電気を供給する電源ケーブルを接続します。

フロントカバー内部/プリントヘッド周辺


FrontCoverInnerPart

番号名称機能概要
プリントヘッドキャリッジ*1

内蔵したプリントヘッドを搬送します。

高さ調整レバー プリントヘッドの高さを調整します。
セパレーティングナイフ(メディア切り離し用ナイフ)

メディアを切り離しするナイフです。

カッティングキャリッジ

カッターとセパレーティングナイフ(メディア切り離し用ナイフ)を装備しています。

カッターとセパレーティングナイフを左右に搬送します。

プリントヘッドキャップ

プリントヘッドの乾燥を防止します。

印刷待機時など、プリントヘッドが右側にあるときにプリントヘッドと密着して、インク吐出面を保護します。

ワイパー

プリントヘッドを清掃します。

プリントヘッドに付着した余分なインクや汚れを除去します。
フラッシングスポンジ

プリントヘッドからフラッシング*2されたインクを吸収します。

フラッシングカバー フラッシングスポンジやワイパークリーナーの交換または終了時クリーニングをするときに開けます。必要時以外は、閉じておいてください。
ワイパークリーナー ワイパーに付着したインクや汚れを除去します。
ワイパークリーナーカバー 終了時クリーニングやワイパークリーナーを交換するときに開けます。必要時以外は、閉じておいてください。
メディアクランプ

メディアの左右端を押さえます。

メディアの浮き上がりを抑えたり、メディア切り口の毛羽がプリントヘッドにふれたりすることを防ぎます。

カッターホルダー カッティングで使用するカッターを保持します。

ピンチローラー

(左ピンチローラー、右ピンチローラー、ミドルピンチローラー)

ローディングレバーの操作と連動して、下降/上昇します。

ローディングレバーをおろすと、ピンチローラーが下がりメディアを挟み込みます。

ピンチローラーは、それぞれの位置で左ピンチローラー、右ピンチローラー、ミドルピンチローラーと呼びます。
グリットマーク

グリットローラーの位置を示します。

メディアを取り付けるとき、ピンチローラーは必ずこのマークの範囲内に配置してください。

グリットローラー

メディアを搬送します。

カッタープロテクション

カッティング時のカッターの通り道です。

カッターの刃先を保護します。

プラテン

メディアの通り道です。

メディアの浮きを防ぐ吸着ファン、インクの定着を良くするプリントヒーターが内蔵されています。

エプロン

メディアの通り道です。

インクの乾燥を早めるドライヤーが内蔵されています。

*1 本書ではカッティングキャリッジを含め印刷時に移動する部分全体をプリントヘッドキャリッジと呼びます。
*2 プリントヘッドから詰まりを防止するために行うインク吐出

動作中にカバーを開けた場合

出力動作中にフロントカバー、カバーL、カバーR(以下、総称して「カバー」)のいずれかを開けると、本機は緊急停止します。緊急停止すると、表示画面にカバーを閉じるように促すメッセージが表示されます。画面の指示にしたがって、カバーを閉じてください。

カバーを閉じると、作業を継続できるようになります。

カバーを閉じても作業を継続できない場合は、復帰できないエラーが発生している可能性があります。