4. 補正値を設定する
手順
- テストカットの結果を見て、補正値を決める。クロップマーク(塗りつぶし)とカット位置(赤線)のずれを確認してください。下図は、クロップマークとカット位置がずれた状態です。
- カット線の中にテストプリントしたクロップマークが収まっていれば、補正の必要はありません。
- カット線からテストプリントしたクロップマークがはみ出ている場合は、補正が必要です。
Fはメディアの送り方向(FEED方向)、Sはプリントヘッドの移動方向(SCAN方向)です(実際のテストパターンでは「F」「S」「+」「-」と矢印の表示はありません)。
メモカット位置のずれを補正するように値を決めます。上図の場合、FEED方向Fがマイナス方向に、SCAN方向Sがプラス方向にずれています。したがって、補正値はFEED方向Fはプラスの値、SCAN方向Sはマイナスの値にします。実際にずれている量を計測して、値を決めてください。
- メディアの送り方向(FEED方向)とプリントヘッドの移動方向(SCAN方向)の補正値を設定する。
- 補正値(Feed)の をタップして、メディアの送り方向(FEED方向)の補正値を設定する。
- 補正値(Scan)の をタップして、プリントヘッドの移動方向(SCAN方向)の補正値を設定する。
- 保存をタップする。
- 3. テストカットを実施するの手順5~7をやり直して、補正が成功したかどうか確認する。
カット線の中にテストプリントしたクロップマークが収まっていれば、補正は完了です。
カット線からテストプリントしたクロップマークがはみ出ている場合は、補正をやり直してください。
- をタップして、もとの画面に戻る。メモ
- 出荷時設定
- 補正値(Feed)(メディアの送り方向の補正値):0.00 mm
- 補正値(Scan)(プリントヘッドの移動方向の補正値):0.00 mm
- メディアを取り外さずに、印刷位置とカット位置の補正を一度に実施することもできます
- 出荷時設定