長期間使わないときの処置

長期間使わないときは、次の事項を守ってください。
  • 廃液ボトルを空にしておく。

    長期間使用しないことがわかっているときは、廃液ボトルを空にしておいてください。本機はメイン電源をオンにしておくと、自動メンテナンスを定期的に行って廃液を排出します。

    下記の期間が経過すると廃液は満杯になるため、定期的に廃液を捨てるようにしてください。
    • 出力やクリーニングなどの動作が終わったら、廃液を捨ててください。というメッセージが表示されてから約2週間、または廃液ボトルが空の状態から約150日

      廃液処理のメッセージが表示されたら

  • インク、洗浄液は空にしない。

    定期的に実施する自動メンテナンスでは、インクと洗浄液の排出を伴います。残量が十分あるインクパウチと洗浄液パウチをセットしておいてください。インク、洗浄液が空だと自動メンテナンスを実施できなくなります。

  • 1か月に1度はサブ電源をオンにする。

    月に1度はサブ電源をオンにしてください。電源が入ると、プリントヘッドの乾燥を防ぐ動作などを自動で行います。長期間放置するとプリントヘッドが壊れることがありますので、必ず実施してください。

  • 温度と湿度を一定に保つ。

    使っていないときでも、温度5〜40 ℃、湿度20〜80 %(ただし結露のないこと)を保ってください。高温になりすぎると、インクが変質して故障の原因となります。低温になりすぎると、インクが凍ってプリントヘッドを破損する原因となります。