5 印刷エリアを設定する

テストプリントの場合は、印刷エリアを「ハバ」=90 mm以上、「ナガサ」=70 mm以上に設定してください。これより小さいとエラーになり、テストプリントができません。
  1. 以下の画面が表示されたら、のどれかひとつを押す。


    フラットテーブルとプリントヘッドが移動し、前回設定した印刷の基準位置をポインターが指します。
  2. を押して、印刷エリアの中心を指す位置(基準の位置)にポインターを移動する。


    メモ:

    ポインターが見えにくいときは

    透明な印刷対象物や、印刷面の色が暗くて光沢が強い印刷対象物など、印刷対象物の材質によってはポインターが見えにくいことがあります。その場合は、印刷面または裏面にマスキングテープなどを貼るとポインターが見えやすくなることがあります。

  3. ENTERを押す。
    プリントヘッドがスタンバイポジションに戻り、以下の画面が表示されます。


    メモ:
    • 「ハバ」、「ナガサ」には、前回設定した数値が表示されます。

    • 印刷対象物がヘッドギャップセンサーに接触すると、セットアップが解除され、以下の画面が表示されます。4 印刷対象物の高さを自動検出するからやり直してください。



      「クリアランス モード」をサイチョウセイに設定している場合(印刷中に高さを自動調整できるようにする)、セットアップは解除されず動作を続行します。

  4. を押して、「ハバ」「ナガサ」の値に印刷エリアの長さと幅を設定する。
  5. フロントカバーが開いているときは閉じる。
  6. ENTERを押す。
    印刷エリアが指定されました。プリントヘッドがスタンバイポジションに戻ります。
  7. メニュー画面の「W(ハバ)、L(ナガサ)、H(タカサ)」が意図したとおりの値になっていることを確認する。


    メモ:
    • ここで設定した印刷エリアを次回の印刷でも続けて使いたいときは、『セットアップジセッテイ(印刷エリアの設定を省略する)』をムコウに切り替えておきます。印刷エリアと基準の位置の設定を省略して印刷対象物のセットアップをすることができます。

    • 設定した印刷位置の基準(原点)は、自動的にもとに戻ることはありません。つまり、新しい印刷対象物に印刷する場合など、印刷位置の基準(原点)が異なる場合は、新たに設定し直す必要があります。