印刷対象物について
セット可能な印刷対象物の条件と最大印刷可能領域
メモ
本書では、被印刷物のことを印刷対象物またはメディアと呼びます。
本機は、どんな印刷対象物にでも印刷できるわけではありません。印刷対象物の選定にあたっては、必ずテストを行い、満足できる出力結果が得られるか事前に確認してください。
本機にセットできる印刷対象物の条件と最大印刷可能領域は、以下のとおりです。
メモ 最大印刷可能領域は、テーブルにセットできる印刷対象物の最大サイズと同じではありません。
モデル名 | 印刷対象物のサイズ | 最大印刷可能領域 | 重量 |
---|---|---|---|
LO-640-F3 | 幅:最大 1,625 mm, 厚み:最大 242 mm | 幅:1,520 mm, 長さ:2,450 mm | 最大 100 kg/m2 |
LO-300-F2 | 幅:最大 762 mm, 厚み:最大 242 mm | 幅:656 mm, 長さ:1,450 mm |
重要
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光を反射しやすい印刷対象物は使えません。
鏡やステンレスなどの、UV光が反射しやすいものはプリントヘッド表面の硬化を促進しますので、印刷対象物として使えません。
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静電気を帯びている印刷対象物は、インクの着弾位置が安定せず、印刷品質やプリントヘッドに悪影響が出ます。
イオナイザーをオンにして印刷対象物に帯電している静電気を中和してください。
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印刷できる印刷対象物かどうかは、必ず事前にご確認ください。試しに印刷してみて、成果物への要求を満たしていれば、印刷ができます。
インクは定着してるか
擦っても剥がれないか
長時間日光に当てても退色しないか
など
- 制限を超える起伏が印刷面にある場合、印刷できません。
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吸着させても印刷対象物が浮き上がる場合は、市販のテープなどで固定してください。
印刷対象物が浮いていると、印刷中にプリントヘッドのインク吐出面と擦れて故障の原因になります。
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透明な印刷対象物は、印刷面の高さを検出しないことがあります。
透明な印刷対象物は、高さセンサーの光を透過してしまうため、高さ検出ができないことがあります。
印刷対象物の側面に有色のテープを貼るなど、光が透過しないようにしてください。