ヘッドリフレッシャーの取り付け高さを設定する

印刷対象物固定用の治具の上にヘッドリフレッシャーを取り付けると、治具を取り付けたままヘッドリフレッシュを行うことができます。これは作業時間の短縮と印刷品質の均一化に効果があります。治具の上にヘッドリフレッシャーを取り付けて高さが変わる場合は、ヘッドリフレッシャー取り付け高さの設定を行ってください。この設定をしないと、ヘッドリフレッシュ実施時にヘッドリフレッシャー位置が検知できず、エラーメッセージが表示されたり、正しくヘッドリフレッシュができなかったりします。

ポイント:
  • 治具の上にヘッドリフレッシャーを取り付ける場合、取り付け高さの変化量が55 mm*1または155 mm*2以下の治具にしてください。55 mmまたは155 mmを超えると、ヘッドリフレッシャーの位置がプリントヘッドより高くなるため、高さ調整をすることができません。
  • ヘッドリフレッシャーの取り付け位置を初期状態に戻す場合は、〔リフレッシャー チョウセイ〕画面で以下のように〔ショキチ〕を選択してください。


手順
  1. [MENU]を押す。
  2. [▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。


  3. [▶]を押す。
  4. [▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。


  5. [▶]を押して、以下の画面を表示する。


  6. [▲][▼]を押して〔チョウセイ〕を選択する。


  7. [ENTER]を押す。
    〔シバラク オマチクダサイ〕と表示されてフラットテーブルが移動した後、以下の画面が表示されます。


  8. フロントカバーを開ける。
  9. 治具をセットして、ヘッドリフレッシャーを取り付ける。
    ヘッドリフレッッシャーのカバーを取り外してください。ただしヘッドクリーニングシートを取り付ける必要はありません。
    ポイント:

    LEF2-300Dでスペーサーテーブルを使用していない場合、ヘッドリフレッシャーの取り付け位置に治具がないときに、ヘッドリフレッシャースペーサーを取り付けてください。



  10. フロントカバーを閉じる。
  11. [ENTER]を押す。
    〔シバラク オマチクダサイ〕と表示されて、フラットテーブルが移動しヘッドリフレッシャーの高さを測定します。測定が終わると以下のいずれかの画面が表示されます。
    • 測定が成功した場合


    • 測定が失敗した場合


    この場合、調整値は初期値または前回の設定値になります。ヘッドリフレッシャーの取り付け位置を確認し、再度調整をしてください。

  12. フロントカバーを開ける。
  13. ヘッドリフレッシャーおよびヘッドリフレッシャースペーサー(取りつけられている場合)を取り外す。
    メモ:
    ヘッドリフレッシャーは、本体左側のスペースに置いておくことができます。ヘッドリフレッシャー、ヘッドリフレッシャースペーサー(LEF2-300D)、ヘッドクリーニングシート、ヘッドリフレッシュ用ボトル以外のものは置かないでください


  14. フロントカバーを閉じる。
  15. [ENTER]を押す。
  16. [MENU][◀]の順に押して、もとの画面に戻る。