ミディアムクリーニングの方法 プリントヘッドは、インクを吐出する重要な部品です。定期的かつ適切なメンテナンスが必要です。ノーマルクリーニングでドット抜けなどが直らないときは、より強力な「ミディアムクリーニング」を行って、プリントヘッドの詰まりを解消してください。テストプリントとノーマルクリーニングご注意:ミディアムクリーニングは、ノーマルクリーニングよりもインクの消費量が多く、あまり頻繁に行うとプリントヘッド自身も傷みやすくなります。必要以上に行わないでください。手順[FUNCTION]を押す。[▶]を1回、[▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。[▶]を押して、以下の画面を表示する。 テストプリントの結果を見て、ドット抜けやドットよれのあるグループを確認する。 ブロックに欠けがあると、ドット抜けの状態です。ブロックに崩れや傾きがあると、ドットよれの状態です。〔A〕の文字から〔B〕の文字までの間が、Aグループ。〔B〕の文字から右のすべてがBグループです。下図は、〔テスト プリント2〕のテストパターンです。 メモ: テストプリントの結果がわかりにくいときは明るい場所で視線を変えながら結果を確認してください。光の反射を利用して目視が可能です。 クリーニングするプリントヘッドのグループを選択する。[◀][▶]を押してクリーニングしないグループを選択する。[▲][▼]を押してグループの表示を消す。1、2を繰り返してクリーニングが必要なグループだけを表示させる。表示されているグループだけがクリーニング対象になります。〔AB〕両方を表示すれば、両方がクリーニング対象になります。[ENTER]を押す。以下の画面が表示され、クリーニングを開始します。画面には、この工程の残り時間(目安)が表示されます(以下の表示は例です。〔01:45〕の表示は「1分45秒」を意味します)。終了すると以下の画面に戻ります。[◀]を押す。 テストプリントのメニューを表示する。 〔テスト プリント〕[▶]を押して、以下の画面を表示する。テストプリント用の用紙が白色の場合、白インクの確認がしにくいです。透明な用紙へ印刷することをおすすめします。 〔テスト プリント2〕[▶][▼]の順に押して、以下の画面を表示する。白インクの下地を黒にするため、白色用紙でも白インクを確認しやすいです。ただし、〔テスト プリント〕よりも印刷に時間がかかります。 [ENTER]を押す。もう一度テストプリントを行って、ドット抜けやドットよれが無くなったか確認します。ポイント: ドット抜けやドット抜けが無くならなかった場合は、もう一度ノーマルクリーニングまたはミディアムクリーニングを行ってください。ノーマルクリーニングまたはミディアムクリーニングを数回行ってもドット抜けやドットよれなどが直らないときは、「パワフルクリーニング」を行ってください。このクリーニングは、ご使用の頻度に合わせて定期的に行うとより効果的です。