カッターの交換
カッターの切れ味が悪くなったとき、刃先が欠けたとき、カット品質が悪くなったときは、新しいカッターと交換してください。
注意:
必ずこの手順の通り作業し、指示以外の場所にはさわらない。
本機が突然動き、けがをすることがあります。
注意:
カッターの刃先にさわらない。
けがをすることがあります。
必要なもの |
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交換用カッター |
1. カッターを交換する
手順
- メディアを取り外す。
- [MENU]を押す。
-
[▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。
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[▶]を1回、[▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。
-
[▶]を1回、[▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。
-
[ENTER]を押す。
カッティングキャリッジが交換可能な位置まで移動します。
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以下の画面が表示されたら、フロントカバーを開ける。
以下の画面が表示されたら準備完了です。
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カッターホルダーを取り外す。
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カッターを交換する。
- ピン(A)を押して古いカッター(B)を押し出す。
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新しいカッター(C)を差し込む。
刃先(D)の向きを間違えないようにしてください。
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カッティングツールをカッティングキャリッジに取り付ける。
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ネジをしっかりと締める。
上に引っぱり、抜けないことを確認してください。
- フロントカバーを閉じる。
-
[ENTER]を押す。
以下の画面に戻ったら、カッター交換は終了です。
- [MENU]を押して、もとの画面に戻る。
2. 新しいカッターに合わせて調整する
手順
- フロントカバーを閉じる。
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[◀][▶][▲][▼]を押して、カッティングテストをしたい位置までカッティングキャリッジを移動させる。
カッティングテストをする位置は自由に設定できます。
- [FUNCTION]を押す。
-
[▼]を何回か押して、以下の画面を表示する。
-
[▶]を押して、以下の画面を表示する。
-
[ENTER]を押す。
テストパターンがカットされます。
- テストパターンのカッティングが完了したら[▼]を押す。
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カッティングテストの結果を確認する。
確認項目 判定 設定項目 調整 形を確認する 形がゆがんでいる 〔ソクド〕 小さくする 円をはがす 四角形が一緒にはがれる 〔カッターアツ〕 大きくする 部分的な切り残しがある 〔ソクド〕 小さくする 四角形をはがす うっすらと台紙にカッターの跡がある 〔カッターアツ〕 そのまま カッターの跡がわからない 大きくする カッターの跡が深すぎる、台紙まで切れている 小さくする はがした四角形の形を確認する
角に丸みやツノが無い 〔オフセット〕 そのまま
角がとれて丸くなっている 大きくする
角にツノができている 小さくする -
[▲][▼]を押して設定したいカッティング条件を選択する。
表示画面(カッティング条件) 設定内容 出荷時設定
カッターの圧力を設定します 50 gf
カッティングの速度を設定します 30 cm/s
カッターの刃先補正量を設定します。カッターに記載のオフセット値を入力してください
付属品のカッターのオフセット値は0.250 mm です
0.250 mm
カッティング中のカッターの空送り速度(1つのカット線をカッティング後、次のカット線をカッティングするためにカッターが移動するときの速度)を設定します。空送り中に、メディアが浮き上がりカッターがメディア表面を傷つけるような場合には、速度を落としてください 30 cm/s -
[▶]を押して、以下の画面を表示する。
- [▲][▼]を押して値を選択する。
- [ENTER]を押して決定する。
-
[◀]を押して手順9に戻る。
手順9、10を繰り返して、各カッティング条件を調整してください。
- [FUNCTION]を押して、もとの画面に戻る。
3. 切り込み量を細かく調整する
- 刃先突出量の目安(ステッカーを作成する場合)
刃先突出量(
)は、「シート部分の厚み(
)」と「台紙の厚み(
)の半分(
)」を足した量にしてください。
- 刃先突出量の目安(ミシン目カットを実施する場合)
刃先突出量(
)は、カッターがメディア(
)を貫通して刃先がわずかに出る量にしてください。
ミシン目カットの出力設定については、VersaWorksの取扱説明書を参照してください。
ご注意:
刃先を多く出しすぎると、カッターとカッタープロテクションの摩耗が激しくなり、劣化を早めますので注意してください。