Step 1:手動でツールマークデータを作成する

CutStudio、Adobe Illustrator、CorelDRAW以外のソフトウェアでツールマークデータを作成します。

アプリケーションソフトウェアでイラストに追加してツールマークを描くときは、カットに必要な余白を考慮して位置を設定します。

ここではサンプルデータを使用して、手動でツールマークデータを作成する方法を説明します。
サンプルデータ:
CutStudioのインストール先のフォルダ(通常はCドライブのProgram Files (x86)CutStudioフォルダー)にあるSample.bmp
手順
  1. ツールマークを描く。

    ツールマークの形状に決まりはありませんが、下図のように角がある図形を使うと位置を合わせやすくなります。

    また、カッティング原点は左下になります。原点のツールマークは、他のツールマークと区別できるようにしておくとよいでしょう。

    GS2_Cropmark-ManualCreattion1
  2. 余白を確保する。

    送り量が多い(シート長が長い)シートのときは、左右の余白をそれぞれ25 mm()程度、シートの送り方向の手前の余白を20 mm()、奥の余白を50 mm()程度確保することをおすすめします。

    GS2_Cropmark-ManualCreattion2
  3. ツールマーク間の距離(幅:W、長さ:L)をメモする。
    GS2_Cropmark-ManualCreattion3
  4. オフセット値をメモする。

    お使いのソフトウェアの原点(X、Yがともに0の点)を確認し、原点()と左下ツールマークとの距離(w、l)をメモしてください。

    GS2_Cropmark-ManualCreattion4
  5. ツールマークのカット領域内にイラストを配置する。
    GS2_Cropmark-ManualCreattion5