AAS(自動位置合わせ機能)とは

「印刷してカット」では、プリンターで印刷したシートをカッティングマシンに取り付けてカットします。そのとき、印刷位置とカット位置をぴったり合わせる必要があります。

これを実現するため、グラフィックの周りにクロップマークと呼ばれる画像を付けて印刷し、カッティングマシンでクロップマークをスキャンして位置合わせをしてからカットをします。この位置合わせ機能を、本書では「自動位置合わせ機能(AAS)」と呼びます。

自動位置合わせにはいくつか方法があります。

代表的な方法は、次の2つです。

  • VersaWorksでクロップマークを付け、印刷とカットをする方法
    Output_print-cut
    印刷とカットの混在したデータをジョブに追加
    クロップマークを付加して、プリンターで印刷
    クロップマーク読み込みの指示と、カットデータの出力
  • AASプラグイン(Adobe Illustrator用/CorelDRAW用)でクロップマークを付け、VersaWorks経由で印刷し、プリンタードライバー経由でカットをする方法
    Output_print-cut2
    データを作り、AAS プラグインを使ってクロップマークを追加
    クロップマーク付きのデータをジョブに追加
    プリンターで印刷だけをする
    プリンタードライバー経由でカットデータを出力